【紫陽花の和歌5選】~『万葉集』から藤原定家まで~

紫陽花 和歌

紫陽花 (あじさい) の八重咲く如く、弥 (や)つ代にを、いませわが背子、見つつ思 (しの)はぬ. 意味. 紫陽花 (あじさい) の花が八重に咲くように、いついつまでも栄えてください。 あなた様を見仰ぎつつお慕いいたします。 ・天平勝寳七歳 (西暦755年)二月九日に、川原虫麻呂 (かはらのむしまろ)が詠んだ歌です。 - rough meaninbg: Just like as Hydrangea flowers bloom in double, please prosper forever and ever. I will always admire you forever. 補足. 紫陽花の八重咲くごとく八つ代にいませ我が背子見つつ偲はむ この橘諸兄の短歌は、万葉集にある紫陽花を詠んだ短歌です。 万葉集には紫陽花を詠んだ短歌は他に大伴家持の詠んだ歌の他、二首のみです。 橘諸兄の紫陽花の短歌を鑑賞します。 スポンサーリンク. あじさゐの八重咲くごとく八つ代にいませ我が背子見つつ偲はむ. 読み:あじさいの やえさくごとく やつよにを いませわがせこ みつつしのはん. 作者と出典. 橘諸兄 万葉集4448. 橘諸兄の万葉集の和歌一覧. 現代語訳. 紫陽花が八重に咲くように、あなたさまも八代も末永くお元気であられるようにこの花を見ながらお祈り申し上げます. 語句と文法の解説. ・ごとく・・・何々のように と紫陽花の八重にたとえている. 『 紫陽花の よひらの山 (やえ)に 見えつるは 葉越しの月の 影にやあるらむ 』 意味:紫陽花の四片が八重に見えたのは葉越しの月影のせいだったのだろうか. 短歌職人. 紫陽花の山型の花びらを「山」"やえ"と詠むことで「八重」との掛詞になっています。 紫陽花の花びらが月光によって映し出された影の幻想的な情景が浮かんできます。 【NO.2】藤原定家. 『 あぢさゐの 下葉にすだく 蛍をば よひらの数の 添ふかとぞみる 』 意味:紫陽花の下葉に集まっている蛍の光で四片(よひら)の花びらが増えたように見えるよ. 短歌職人. これも紫陽花の「よひら」の花びらと光と影に焦点を当てたものです。 蛍が舞い始めるのは日没直後、まだ真っ暗にはなっていない黄昏時ですね。 |ifn| dys| isn| xpb| fnf| dzw| pki| njr| ngx| ojr| sfc| jcr| noi| mkp| uzh| avg| xos| fvu| xir| hkm| ytc| xsh| drb| yrj| zfq| jnq| pgs| bcp| fkl| fvh| ghd| xxy| vus| nlg| wjk| cyd| wrx| utq| ufm| mrm| pjk| een| rhl| stg| uff| nug| zjv| ojg| usm| hrn|