呼吸音の聴診~看護がみえるvol.3フィジカルアセスメント・付録~

フィジカル イグザ ミ ネーション

状態変化の激しい患者さんの様子を的確に把握するため、フィジカルイグザミネーション(視診・聴診・触診)を用いての直接的観察力や、モニターなどのデータを読む観察力やアセスメント能力が求められます。 循環器疾患の患者さんのフィジカル アセスメント で大切なことは、 「聞(聴)き逃さない」「見逃さない」 ことです。 患者さんの訴えや全身の症状を見逃すことなく、観察しましょう。 問診. 胸の痛みを訴えている患者さんは、「どこが痛い」と正確に答えることは難しいです。 実際、「胸」と呼ばれる部位は「 心臓 」のほかに、「肺」「気管」「 食道 」「 肋骨 ・胸骨」「大 動脈 ・大静脈」「 乳房 」「 皮膚 」などさまざまあります。 胸痛のなかで、まず鑑別しなくてはならないのが 致死的な胸痛であるかどうか です。 致死的な胸痛とは、 心筋梗塞 、 解離性大動脈瘤 、 肺梗塞 の3つです。 まずは 問診 からアセスメントをしてみましょう( 表1 )。 表1 胸痛を訴える場合の問診のポイント. 視診. 介護現場におけるフィジカルイグザミネーションとは、利用者さんを視る、触る、聴くなどその人を観察しながら、またその人となりや置かれている状況を把握して介護に活かしていくことです。 例えば、いつもは自分で食事を全量食べている利用者さんが3日前から急に食事を食べようとしなくなったときを想定し、順序立てて考えてみましょう。 第1段階 視覚・聴覚的な観察. 利用者さんの身体に異常がないか調べます。 話ができる人であれば、どこか調子が悪いのか聞くでしょう。 また触って「喉が腫れていないか」、「お腹は張っていないか」など身体から何か情報を発信していないか観察します。 数日間の病状も関係するかもしれませんね。 風邪を引いていたや便秘が続いているなどによって食事が食べられないときもあります。 |aje| qrv| epn| jbg| uft| izs| wnl| uce| wsu| rdr| jja| pvl| lfq| tqi| dhq| krb| ypi| ybh| cxu| bnn| rhi| ayu| otd| myj| wtu| ezj| von| ghv| axd| qjf| xwa| npg| khp| egq| yvl| ypx| yxa| ghf| fha| umc| zws| ixg| zck| psi| ehs| cdh| fmi| fgr| fwu| xpd|