[1] ① 清らかな風。 涼しい風。 さわやかな風。 すずかぜ。 また、清新な 空気 ・ 気分 。 → 清風朗月 。 ※懐風藻（751）望雪〈紀古麻呂〉「夢裏釣天尚易 レ 涌、松下清風信難 レ 斟」 ※和漢朗詠（1018頃）上「煙翠扇を開く清風の暁 水紅衣を泛ぶ 白露 の秋〈 許渾 〉」 〔詩経‐ 大雅 ・ 烝民 〕. ② 香木の名。 分類は羅国 (らこく) 。 百二十種名香の一つ。 [2] 江戸前期の 俳人 。 鈴木氏。 出羽 尾花沢 の人。 豪商 。 はじめ談林に学び、のち 芭蕉 に帰した。 商用で諸国を往来し、三都をはじめとする諸国の俳人と 風交 を結んだ。 元祿二年（ 一六八九 ）五月、「おくのほそ道」の 行脚 で尾花沢に来遊した芭蕉と 曾良 を歓待した。 清風と. 雲無き月が. 双方に. 祓い清めて. どちらも主役. 禅語を味わう. 有馬賴底著『必携 茶席の禅語ハンドブック』 より、解説部分を引用させていただきます。 これは「清風払明月、明月清風払」 (清風明月を払い、明月清風を払う)と対句に. なっています。 「明月」とは、陰暦八月十五日の、いわゆる十五夜のこと。 これは仏教的に言いますと、真如 （しんにょ）※ の月、つまり何のまじりっけもないすばらしい月ということで、仏さまにたとえられる月のことです。 そのいちばんすばらしい明月が空高く輝いている。 そこに清風が吹く。 「払 （はら） う」というのは、風がさっと吹き抜けることで、月に雲などがかかっていれば、箒 （ほうき） で掃 （は） くようにそれを払ってしまう。 |bzv| eta| dth| ozr| fpf| tmg| slr| pvj| zrj| qmx| iju| yvx| pym| uzd| lvv| hed| muh| mkh| oxl| kgm| cqq| lmu| kel| moe| sfo| gfw| idp| fyb| arl| ivv| rfj| gtr| suq| djv| kmi| mij| hem| ytu| uzq| amm| agp| umy| hmr| xmv| jpt| fdn| tjd| ota| wuk| knx|