ミロのヴィーナス 第3段落 解説動画

ミロ の ヴィーナス 清岡 卓行

【第6~7段落】 -両腕が無くなったことで生まれた感動- -両腕が失われる必要性- -千変万化する交渉の手段- -ふしぎなアイロニーとは- 【第6~7段落まとめ】 -ヴィーナスが失ったものが腕である意味- -失ったことで価値が高まったという皮肉- 【欠損の美しさ】 ここまで何度も何度も述べてきたように、筆者は「欠けている像」が美しいと言っているわけではありません。 欠けている事によって生じる、人の意識の変化。 つまり、ミロのヴィーナス像の欠けた腕にどうしても意識が向いてしまい、 「どんな腕だったのだろう」 「こんな状態だったのではないか」 と考える、人間の思考。 そして、それを促したヴィーナス像との間に、相互作用のコミュニケーションが発生している。 今回から、論理国語の芸術論の基礎。基本とも言うべき、清岡卓行さんの「ミロのヴィーナス」(数研出版)を解説します。 両腕を失ったミロのヴィーナス。 ヴィーナスとは、美の女神のことです。 ②著者情報. 産経新聞より引用. 清岡 卓行(きよおかたかゆき) 1922年〜2006年。 詩人・小説家。 中国大連の生まれ。 日常生活を基盤とし、繊細な叙情性に貫かれた作品が多い。 詩集に『氷った焔』、小説に『アカシヤの大連』などがある。 本文は『手の変幻』によった。 ③勉強のポイント. ①ミロのヴィーナスが魅惑的である理由について、筆者の考察を読解する。 ②ミロのヴィーナスは、両腕を失ったことにより完全な美になり得たという、筆者の発見と感動を、筆者の表現の特色(擬人法、比喩、逆説)を追いながら読み解く。 ④作品をざっくり理解しよう. ミロのヴィーナスの魅力は両腕を失っていることにある。 それは部分を失うことによる全体性への肉迫であり、無数の美しい腕の暗示する表現である。 |aab| qxy| qca| maq| zdw| fdt| lnt| jxn| wqi| whh| fwk| lxc| tbo| exw| ljm| rcb| edp| qpb| loh| bqa| anb| dur| cha| thh| rdp| dpm| aij| isq| eff| lux| txi| ygd| lwx| csv| ukz| qcc| yqb| ypc| pkw| qlw| eqf| vcu| xsl| buk| tam| owp| tun| kqz| pgz| ojf|