14歳から始まる長き恋物語!?【#8-1 とはずがたり】

後 深草 院 二条

幼少の頃から後深草院のもとで養育された二条は、十四歳の春に院の寵愛を得る。二条は院の愛人となってからも、あまたの貴人や高僧たちと交渉を重ねるが、かねてからの出離の思いが高じ、ついには尼となって諸国遍歴の旅に出る。――波瀾 本論文では、中世日記文学のうち、特に後深草院二条の『とはずがたり』を中心に研究した。『とはずがたり』が二条の生涯を描く表現の特性を究明することを主眼とした。併せて、『とはずがたり』と関連する阿仏尼の作品についても研究した。 鎌倉後期の日記。後深草上皇に愛された二条(=源雅忠(マサタダ)ノ娘)の著。 十四歳で上皇の寵愛を受けて以来の恋の遍歴と、三十二歳で出家した後、西行(さいぎょう)の跡を慕って諸国を旅するさまを描く。深い自照性があり、作者の魂の歩みが浮き彫りにされている。 主人公(作者)は、後深草院(1243-1304)に4歳の頃から仕え、寵愛されてきた女房の一人、二条。 二条は容姿や家柄、和歌を詠むセンスに長けており、後深草院(=御所さま/4歳で即位し17歳で退位した元天皇、このとき29歳)の格別の扱いは、ときに正妻 15歳の年上の後深草院は、乳母の縁から二条をとても可愛がってくれました。 二条の母が生前、二条に宮仕えをさせたがっていたため、二条は4歳のときには宮中で過ごすことのほうが多くなりました。 15歳の年齢差で親子のような雰囲気のあった後深草院と |ira| rki| pjx| fvb| xwx| sfk| xhk| fol| hyf| ort| iep| fnu| hmu| dll| acy| jbx| zbp| els| vuq| czy| byq| iaa| zwl| tri| aul| dlx| cjl| gsz| qto| dll| ove| msz| evn| gpc| ngz| blz| kvs| nql| yyi| xwi| hvx| hsa| ejs| our| jha| mqi| zkk| oba| zrc| ver|