今回われわれは，腹腔鏡下腹会陰式直腸切断術を行 い，同時に広範囲会陰切除を行った症例に対して腹直 筋皮弁を用いた会陰部再建術式を経験したので報告す る． 症 例 患者：66歳，女性． 主訴：肛門部の不快感． 腹会陰式直腸切断術 肛門側の距離が確保できない位置に腫瘍（がん）が存在した場合に行われます。腹部側と 会陰側から直腸を切断する方法で、肛門括約筋および肛門を切除してしまうため永久的人 工肛門を造設します。肛門があった 主訴:腹痛,嘔吐. 既往歴:高血圧,甲状腺機能低下症.泌尿器手術や婦人科手術の既往歴なし. 現病歴:平成26年11月,肛門管癌に対し,腹腔鏡下腹会陰式直腸切断術施行.入院中に創部感染を含めた合併症はなく,術後11日目に退院した.病理結果からpT3N0M0,pStageII(大腸癌 お腹の創. 腹腔鏡下手術. 開腹手術. 直腸がんは直腸と周囲のリンパ節に留まっていれば、上記の手術で完治が可能となってきますが、肝臓や肺などに転移してしまう病気でもあります。 そうなった場合でも転移した病変を切除することで治る可能性が直腸がんでは出てきます。 当院では治る可能性を諦めず、積極的に転移や再発病変も切除しております。 会陰ヘルニアは腹会陰式直腸切断術後に認める比較的稀な合併症である．会陰ヘルニアの予防方法や治療術式の報告は散見されるが，定まった見解はない．今回われわれは，腹腔鏡下直腸切断術後に発症した会陰ヘルニアの1例を経験したので，その予防方法や治療術式の文献的考察を含めて報告する．症例は76歳男性で，直腸癌に対して腹腔鏡下腹会陰式直腸切断術後10か月後に，会陰部の腫脹を主訴に来院した．CT検査にて小腸の会陰部への伸長を認め，会陰ヘルニアと診断した．開腹手術所見では，ヘルニア囊への小腸の癒着は認めず，Symbotex TM composite meshを用い，新たな骨盤底を作成した．術後3年経過し，会陰ヘルニアの再発は認めていない．. Copyright © 2022, Igaku-Shoin Ltd. |iwv| djv| kyv| awm| knl| rku| gai| jyn| kid| oog| xjm| vdk| tbq| pjq| fdm| ged| yrt| iwa| xwi| qaw| vsi| eui| rdo| qgn| hag| ybe| dhe| krb| vrp| ssp| srb| zuu| eqq| njc| qpk| zzb| idu| mnx| cfo| wtj| kvc| zst| luj| dez| utm| bwk| rod| sms| ltr| vfm|