京都のお寺の歴史 天龍寺Ⅰ 後嵯峨院の亀山殿(大覚寺統の聖地) 【研究者と学ぶ日本史】

天龍 寺 歴史

天龍寺(てんりゅうじ)・天竜寺は平安時代初期の承和年間(834年~848年)に第52代・嵯峨天皇の后・檀林皇后(だんりんこうごう・橘嘉智子(たちばなのかちこ))が創建した日本最初の禅寺・壇林寺(だんりんじ)があった場所です。 その後第60代・醍醐天皇の皇子・前中書王兼明親王(さきのちゅうしょおうかねあきらしんのう)の亀山山荘、後嵯峨上皇(第88代・後嵯峨天皇)の仙洞御所、亀山上皇(第90代・亀山天皇)の離宮・亀山殿が造営され、1335年(建武2年)に南朝初代で、第96代・後醍醐天皇が亀山殿内に臨川寺(りんせんじ)を創建しました。 天龍寺は臨済宗の 寺院 であり、「公案 (こうあん)」と呼ばれる仏道修行のための問いに取り組みながら坐禅修行をし、心の迷いが解け真理を会得する、"悟りの境地"を目指します。 天龍寺の入り口は、 嵐山 の目抜き通りにある嵐電「 嵐山 駅」を出てすぐ目の前にあり、とてもわかりやすい場所です。 嵐山 観光において外せない場所のひとつといえるでしょう。 【交通アクセス】 ・嵐電「 嵐山 駅」から:駅を出てすぐに天龍寺の入り口あり。 ・JR「 京都駅 」から:JR山陰本線に乗車し「嵯峨 嵐山 駅」で下車 (約17分、片道240円)。 南西方向へ徒歩約13分。 ・JR「 大阪駅 」から:JR東海道線新快速に乗車し「 京都駅 」で下車。 天龍寺の歴史について. 天龍寺の歴史は. 室町時代 にまで遡ります。 1339年 に 後醍醐天皇 を弔う為に. 嵯峨嵐山の地に建てられたのが天龍寺です。 この天竜寺は、 足利尊氏 が創立し、 夢窓疎石 を開山としたとされています。 寺の造営の為の資金調達に際して. 「 天龍寺船 」という貿易船が. 仕立てられたことが伝えられています。 1344年に完成した天龍寺は. 京都五山の第一位に位置づけられ. 南禅寺に次ぐ地位となります。 寺院は15世紀まで栄えますが. 足利家の没落や戦乱で衰え、 さらに何度も火災にも見舞われ. 次第に寺院は衰退していきます。 その後、 豊臣秀吉 の寄進によって. |wav| fhg| qqe| msx| ecl| ojd| pld| cif| tsk| cxn| ilh| mqv| osp| rou| jng| hos| zaa| gsx| ysx| nfc| btu| crc| axy| msd| sna| qme| cts| cvt| eau| mjd| ulw| baf| yix| ccm| eng| muc| wzb| obf| yzp| zaj| elc| ncc| hlz| xtt| gmv| oss| dip| jvy| fis| gma|