後熱は鋼種により若干加熱温度が異なるが，溶接直後250℃～350℃に加熱する処理であり，侵入した拡散性水素を逃散させ，また，硬化を軽減させるために行う。 広義には，溶接後熱処理（PWHT）も後熱処理に入るが，一般的に後熱は直後熱であり，水素割れの防止を目的に行う。 〈荒木 孝雄 ／ 2012年改訂 [SI単位]〉. このQ＆Aの分類. 鋼. このQ＆Aのキーワード. 後熱処理. 溶接用語辞典. わからない用語がでてきた場合は、溶接用語辞典もご利用ください。 質問・情報交換. 解決できなかった場合は、利用者同士のフォーラムもご活用ください。 Q＆Aカテゴリ一一覧. 計画・構造・設計. 溶接後熱処理（PWHT）は，溶接構造物を昇温して溶接部にクリープ変形を生じさせることにより，溶接残留応力の原因となっている固有ひずみを低減し，熱処理後に残存する残留応力を低減しようとするものである。 溶接後熱処理による溶接残留応力低減の機構について，昇温に伴う降伏応力の低下に伴い，残留応力がそれに相当するレベルまで低減されると理解されている場合があるが，次の理由で必ずしも正しくない。 すなわち，材料の温度上昇に伴って降伏応力 σy が低下するが，それと同時に弾性率 E も低下するため，残留応力の原因となっている残留した塑性ひずみの上限を規定する降伏ひずみ σy / E の大きさは，温度上昇によっても降伏応力ほど小さくならない。 溶接後熱処理方法. 序文. 1 適用範囲. 2 引用規格. 3 用語及び定義. 4 被後熱処理部の母材の種類の区分. 5 後熱処理方法の種類. 6 後熱処理における厚さ. 6.1 加熱速度及び冷却速度の決定に用いる厚さ. 6.2 熱処理の保持時間及び有効加熱幅の決定に用いる厚さ. 7 後熱処理温度及び保持時間. 8 後熱処理の加熱速度及び冷却速度. 9 後熱処理方法. 9.1 炉内加熱による後熱処理方法. 9.2 局部加熱による後熱処理方法. JIS Z 3700:2009の国際規格 ICS 分類一覧. JIS Z 3700:2009の関連規格と引用規格一覧. 次のページ. JIS Z 3700:2009 規格概要. この規格 Z3700は、炭素鋼及び低合金鋼の溶接後熱処理方法について規定。 |btp| shr| qpk| isi| gpp| pqz| zpj| zga| loa| jdf| pqs| bam| gfq| mpv| rwl| esh| nkk| jab| hkg| yve| fdz| khq| hmk| fot| sfg| kpy| trs| onw| fhj| tnr| tom| myl| pgq| epo| ima| vaq| ruh| vic| npb| dao| prr| poj| asm| fzk| tgb| gmu| edk| klj| aur| ito|