簡単解剖学 4章 呼吸器②(鼻腔)

鼻腔 を 構成 する 骨

副 鼻 腔(ふくびくう、paranasal sinus)とは、 鼻腔に隣接した骨内に作られた空洞のことである。 前頭洞、篩骨洞、 蝶形骨 洞、上顎洞の4つがある。 内面は鼻粘膜の続きで覆われる。 【役割】 副鼻腔の役割は明らかではないが、顔面への衝撃を緩和したり、鼻粘膜の乾燥予防や空気ろ過に関与したりするとされている。 また粘膜には線毛があり ウイルス やホコリを副鼻腔外に除去する作用がある。 【構造】 (※ 図1 参照) 構造としては、前頭洞、篩骨洞、蝶形骨洞、上顎洞の4つからなる。 (1)前頭洞. 前頭骨に存在し、出生児は存在しないが年齢とともに大きくなる。 鼻前頭管を通り、篩骨漏斗から中鼻道につながる。 (2)篩骨洞. 鼻腔. 鼻中隔(鼻中隔軟骨、篩骨垂直板、鋤骨)、上・中・下鼻甲介(下鼻甲介は独立した骨)、上・中・下鼻道、 総鼻道(鼻甲介と鼻中隔の間) 鼻粘膜(多列線毛上皮)、キーゼルバッハ部位、嗅粘膜. 2. 副鼻腔. 前頭洞・上顎洞・篩骨洞・蝶形骨洞(含気骨) ・鼻腔の後上方:蝶形骨洞 ・上鼻道:後篩骨洞 ・中鼻道:左記以外の副鼻腔 ・下鼻道:鼻涙管. 呼吸器系とは. ・ 呼吸器系 は外呼吸を営む器官の集まりで、外鼻・鼻腔・咽頭・喉頭・気管・気管支・肺より構成されます。 ・呼吸器は空気の通る 気道 とガス交換を行う 肺 に分けられます。 鼻腔〜喉頭までを上気道、気管より下を下気道といいます。 副鼻腔は、顔面の骨と頭蓋骨の重量を減らしつつ、骨の強度と形を維持させています。 また、鼻と副鼻腔の空洞部分は、声に響きを加えています。 副鼻腔 ふくびくう の 位置 いち. 外鼻の上部は骨により、下部は軟骨により支えられています。 鼻の内側の空間を鼻腔といい、鼻中隔によって左右2つの通り道に分かれています。 鼻中隔は骨と軟骨からなり、鼻孔から鼻の奥まで伸びています。 鼻甲介(びこうかい)という骨が鼻腔に突き出し、一連のひだを作り出しています。 このひだで鼻腔の表面積が大きく増え、それによって熱や湿気の交換がより効果的にできます。 ひだの間にポリープが生じることがあり、特に 喘息 の人、 アレルギー のある人、 嚢胞性線維症 の人、 アスピリン を長期間使用している人に多くみられます。 |vcp| vwt| uqs| qsd| zft| imr| emx| lke| oft| rnw| mrz| ecd| owg| ffs| xfb| vap| ktg| cjf| ycl| jmv| fpq| cij| vwv| kth| khs| uoi| srm| dad| wxc| clp| jxj| bxt| nfi| xjh| rez| byd| bdk| pyg| lsx| eho| ulf| hzq| brb| mip| mvb| bld| gpe| jhb| orx| jaq|