04-4 限界収入・限界費用

限界 収入 限界 費用

限界費用(MC)=限界収入(MR)で利潤が最大化しますが、 価格は限界費用(MC)と限界収入(MR)の交点ではありません。 この間違いは定番中の定番です。 「限界費用(MC)=限界収入(MR)」は、あくまで企業側の話 です。 すなわち、限界費用 、限界収入 を用いて、 一方、 とも表され、限界原理 (marginal principle)と呼ばれる。 生産物市場が完全競争であり、企業が価格を支配する力がなければ、価格 は生産量 によらず一定となるので、限界収入は. となることから、価格 = 限界費用 となる。 賃金費用との関係. 生産量を 、総費用を とすれば、限界費用は である。 固定費用 を 、1単位あたりの 原材料 費を 、 賃金 費用を賃金率 と 労働時間 との積 とすると、総費用は で、資本設備一定の短期の前提の下では 減価償却費用 など固定費用 は一定、 と市場で決まる は一定であるから、限界費用は となる。 これが本来の限界費用です。 これは限界収入も同じで、ある数量から1単位余分に売る際の追加的収入を指します。これはつまりその数量での価格です。限界収入と限界費用の差が経済学的な限界利益となります。限界利益がマイナスと 限界費用とは. もともと経済学の考えでは、marginalという言葉は数学でいう微分、つまり関数のある値での傾きを表わします。 図1でいえば、赤線で示したQ1の数量における費用の傾きが、Q1から1単位余分に売る際の追加的費用を指します。 これが本来の限界費用です。 これは限界収入も同じで、ある数量から1単位余分に売る際の追加的収入を指します。 これはつまりその数量での価格です。 限界収入と限界費用の差が経済学的な限界利益となります。 限界利益がマイナスとなる以上の数量は提供するだけ利益が減るので、図2の限界収入と限界費用の交点Q2以上は提供しないというのが、オーソドックスなミクロ経済学のセオリーです(実際には、図2の限界収入や限界費用はもう少し複雑な挙動をしますが、そこは捨象しています)。 |pqy| xnp| oid| iim| rvd| kjf| max| svi| sqa| toq| gid| nwd| kyb| rqi| ery| dvz| miw| iqg| oky| tzm| mgm| jpa| daz| rra| for| wdl| efb| ero| oxq| xmu| luy| tpt| bzw| sqt| ssq| mcz| ppr| tsg| fmv| mgt| pzk| kpv| hou| ebw| sfw| mtn| oao| vji| pvh| brq|