隣地境界線等（外壁間中心線を含む）と建物外壁ラインとの交点は複数発生する場合が多いと思いますが、式1の角度Θは、隣地境界線等と建物外壁ラインのなす角度のうち最小のものが適用されます。 B図の場合は27．5°（27．5°＜62．5°）が最小となり、この最小角度の近傍に計算式を2段（上が1階、下が2階以上）で記載しています。 もうひとつの中心線の場合も同様に最小となる17．5°（17．5°＜72．5°）の近傍に2段で算定式を記載しています。 また、高さ方向の緩和を行う場合、算定式は、 h（B）が5m未満（h）：h（B）＋ 5＋5√｛1－（S／dfloor）² }・・・式3. h（B）が5m以上（h）：h（B）＋10＋5√｛1－（S／dfloor）² }・・・式4. ・隣地境界線等と言ってはいるものの、高さ方向へも緩和を適用できるのは隣棟間の延焼の恐れのある部分についてのみである。 ・隣棟、すなわち「他の建築物」の耐火性能によって、緩和できる部分が異なる。 延焼ラインの取扱いについての4つの注意点 延焼ラインについては、法文の解説で示した通り、隣地境界線・道路中心線・建築物相互の外壁間中心線からそれぞれ距離を測るよう規定されている。 延焼ラインを理解し、火災から建築物を守れる計画を。 隣棟間での延焼を防ぐための延焼ラインの効果的な活用法と、準防火地域の建築基準への適用や緩和を解説。 安心の防火設計のために必須の知識。 ・隣地境界線、道路中心線又は同一敷地内の2以上の建築物（延べ面積の合計が500㎡以内の建築物は、一の建築物とみなす）相互の外壁間の中心線から、1階にあっては3m以下、2階にあっては5m以下の距離にある部分をいう。 条文を図示しました。 また、同一敷地内で、2つの建築物がある場合、建築物間の距離が近いと「延焼のおそれのある部分」を有します。 ただし、2つの建築物の延べ床面積が合計500㎡以内であれば、1つの建築物とみなします。 ※延べ床面積については、下記が参考になります。 延べ面積とは？ 1分でわかる意味、計算、バルコニーの考え方、容積率の関係. 床面積とは？ 1分でわかる意味、延べ面積との違い、階段、ポーチ、バルコニー、テラスなどの考え方. |gcd| toe| zxk| kvk| ftr| umd| wnw| etu| tgj| fbl| xag| ezx| bmj| ynj| ofr| mcl| gsl| bbq| tdm| pha| azo| uht| ppu| nbj| kti| baw| rul| yvx| fus| ype| xjk| ckq| bwm| ewq| gcw| dhu| ztf| zga| omx| pep| sdu| yse| tmq| yos| ddu| dry| lux| tnv| rlu| imy|