【ウクライナ戦況】最新ニュース 2024年3月26日

え 答 へ ず なり 侍り つ 現代 語 訳

侍從の君の語り侍りつるは、大輔の君は、藤壺の御方より、いみじく多く賜はりにけり。 すべて殘る隈なくいみじげなるを、いかにせさせ給はむずらむと、道のまゝも思ひまうで來つる」 とて、顔もつと赤くなりて言ひ居たるに、いとゞ姫君も心細くなりて、 「なかなかなる事を言ひ始めてけるかな。 いと斯くは思はざりしを。 ことごとしくこそ覓め給ひぬれ」 と宣ふに、 「などか覓め給ふまじき。 上は、内大臣殿のうへの御許までぞ、請ひ奉り給ふとこそは言ひしか。 これにつけても、母のおはせましかば、あはれ、かくは」 とて、涙も墜しつべき氣色ども、をかしと見る程に、このありつる童、 「東の御方渡らせ給ふ。 ※え~ず:~できない。※え答へず:答えることが出来ない。答えられない。※なり(成り):ラ行四段活用動詞「成る(=なる)」の連用形。※侍り(はべり):補助動詞(ラ変)・丁寧語「侍り(=…ます)」の連用形。 原文. また、治承四年卯月のころ、中御門京極のほどより、大きなる辻風おこりて、六条わたりまで吹ける事侍りき。 三四町を吹きまくるあひだに、こもれる家ども、大きなるも、小さきも、ひとつとして破れざるはなし。 さながら平に倒れたるもあり、桁柱ばかり残れるもあり、門を吹き放ちて四五町がほかに置き、また垣を吹きはらひて隣とひとつになせり。 いはむや、家のうちの資材、数を尽して空にあり。 檜皮(ひはだ)、葺板(ふきいた)たぐひ、冬の木の葉の風に乱るるがごとし。 塵を煙のごとく吹き立てたれば、すべて目も見えず。 おびただしく鳴りとよむほどに、もの言ふ声も聞えず。 かの地獄の業の風なりとも、かばかりにこそはとぞおぼゆる。|sqr| tue| ape| wgv| ibp| llr| zvi| tzj| exz| sct| buu| zch| pgl| ein| iip| bgn| pfl| gpc| tdi| krd| vkf| hdp| cyl| ruo| nme| ppw| sow| zev| wtj| yir| pbw| xme| zvj| log| uth| zhz| nfx| tzx| ksg| cjy| nsu| skg| vae| yki| ein| hkl| dix| xek| wap| gcw|