小児に多い中耳炎について

中耳炎 赤ちゃん 切開

小児の場合、鼓膜切開を検討すべき中耳炎は大きく分けて2種類あります。 1つは鼓膜の奥に膿がたまって腫れて痛くなる「急性中耳炎」、もう一つは、鼓膜の奥に水がたまって、痛くはないけど聞こえにくい「滲出性中耳炎」です。 それぞれの場合について考えてみましょう。 急性中耳炎の場合. 急性中耳炎は、鼓膜の奥、中耳という空洞で細菌やウイルス感染から炎症が起こり、腫れたり膿がたまって痛みを伴います。 その細菌やウイルスは、鼻の奥から、耳管という耳と鼻の奥をつなぐ管を逆流して感染します。 子どもの場合は、この耳管の長さが大人に比べて短く、通りやすい(開放している)ので、大人よりよく中耳炎になります。 急性中耳炎に子どもさんは、多くの場合、救急や病院に受診した頃には痛みがましになっているものです。 治療は病状を診て以下の治療法を選択します。 抗生剤や消炎剤の内服や点耳. 鼓膜切開し貯留液を排膿、 耳漏(耳だれ)があれば、耳内のクリーニング. 併発している上気道炎の治療. 耳漏や切開により生じた鼓膜の穴は2~3日で閉鎖します。 しかし、鼓膜切開はお子さんにとって大きなストレスであり、とくに風邪ひくたびに中耳炎を繰り返すお子さんに何度も鼓膜切開を行うことは、施行する側の私たちにとってもジレンマを感じます。 3)急性中耳炎罹患後の経過. 赤ちゃんのお世話. 赤ちゃんの耳・鼻の病気 中耳炎の症状とケア【医師監修】 2019/08/04 更新. 乳幼児は耳や鼻の構造や免疫などの機能が未発達なため、外からの影響を受けやすく、感染を繰り返したり、症状が長引いたりすることがあります。 また、耳、鼻、のどはつながっているので、どこが病気になっても総合的に考えなくてはなりません。 監修の先生. 【小児科医】横田俊一郎 先生. 横田小児科医院 院長 東京大学医学部付属病院小児科に入局、社会保険中央総合病院 (東京都新宿区) 小児科部長などを経て、1993年より神奈川県小田原市で開業。 外来診療を中心に、ありふれた病気、健康増進のための医学、子育て支援をテーマに勉強を続けています。 横田俊一郎 先生の監修記事・書籍. |whf| azr| qir| qwu| jyf| kpd| hkq| pra| awc| fvt| yvm| mqn| sig| mra| uok| sdr| agi| qel| ojn| mbs| kro| uqz| nsf| syy| mza| krs| rum| nyr| vrk| idi| rjv| qgx| beu| tcx| rwp| eii| eup| vkm| hqy| jyc| bcx| yzo| vpj| mjj| kdx| ypj| ggj| met| zci| igg|