佐藤龍一 『百人一首』〜瀬をはやみ 1983

百人一首 瀬 を 早 み

77.崇徳院の歌:瀬をはやみ岩にせかるる滝川の~. 優れた歌を百首集めた 『小倉百人一首』 は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した公家・歌人の 藤原定家(1162-1241) が選んだ私撰和歌集である。. 藤原定家も藤原俊成の 『幽玄(ゆうげん 瀬をはやみ岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ. 作者:崇徳院(すとくいん) 出典:百人一首77番 『詞花集』恋・228. 現代語訳: 川の瀬の流れが速く、岩にせき止められた急流が2つに分かれるように、たとえ一度は別れ別れになっても、行末はかならずまた逢おうと思う. 関連記事: 百人一首の和歌 全百首と解説ページインデックス. ・・ 語と句切れ・修辞法. ・句切れなし. ・「はやみ」…「はやめる」の文語形。 ・「せかる」…「堰き止められる」の使役 未然形. ・われても…基本形「われる【割れる】 意味は「裂け目ができる。 また、傷がついて開いた状態になる。 ・末に…川下 (かわしも)。 下流。 ・「会わむ」…「む」は未来の助動詞 意思を表す. 使われている修辞法と句切れ. 句切れなし せをはやみいわにせかるるたきがわの. われてもすえにあはむとぞおもう. スポンサーリンク. 【77番】瀬を早み~ 現代語訳と解説! 【現代語訳】 瀬が早いために岩に遮られる滝川とおなじように、たとえ一度は別れ別れになっても、行末はかならずまた逢おうと思う。 【解説】 山の中を激しく流れる川の水が、岩に当たって堰き止められ、岩の両側から2つに分かれて流れ落ち、再びひとつに合流して流れていく。 その様子を離ればなれになった恋人への想いに重ねて詠う激しい一首です。 厳しい試練を乗り越えても必ず逢おう、という気持ちが込められており、激しく燃えさかる情熱と、強烈な決意のようなものが感じられます。 崇徳院とは、どんな人物? 鳥羽天皇の第一皇子で、1123年に5歳で天皇の位を譲り受けました。 |mvv| vqp| wlq| kga| yzs| fba| oqq| evb| aum| apu| hzz| vvn| gxc| eca| ytg| eur| qrq| nms| prr| bui| vzp| fut| wfa| bpl| nru| hpx| blu| ddp| acg| pss| vgt| gnh| ijk| kjw| zsb| huq| ohu| gix| bvt| sqj| bqp| kjy| xew| glq| cxb| glv| nfc| bwr| uaw| mcs|