『世界遺産』10/9(日) 北海道・北東北の縄文遺跡群Ⅱ 〜 北海道・北東北でなぜ?縄文遺跡の謎【TBS】

粥見 井尻 遺跡

愛媛県上黒岩遺跡から出土した立体女性像の石偶は14,500年前で,その後,13,000年前頃には三重県粥見井尻遺跡の土偶があり,縄文早期以降の発達の先駆けとなっている。 後期末~晩期旧石器時代の立体女性像は,フランスのロージュリー=バス型,ドイツを中心とするゲナスドルフ型,ロシア平原のメジン型,シベリアのマイニンスカヤ型,日本の上黒岩型と粥見井尻型,相谷熊原型を設定することができる。 ロージュリー=バス型はアングル=シュール=ラングラン型の岩陰の浮彫り女性像に,ゲナスドルフ型はラランド型の岩陰の線刻女性像またはホーレンシュタイン型の板石の線刻女性像に起源がある。 ゲナスドルフ型の立体女性像は,腹部のふくらみはなく,乳房を表現した例は少なく,妊婦をあらわしているようにはみえない。粥見井尻遺跡は、国道368号線の国補道路特殊改良工事(バイパス工事)に伴って、平成8年(1996)に発掘調査された。 櫛田. 川を見下ろす丘陵地にあり、縄文時代草創期(約 12,000 ~ 9,000年前)に形成された集落跡である。 この時代のほぼ円形の竪穴. 住居跡は全国的にもきわめて珍しい。 旧石器時代が終わり、やっと土器を発明し弓矢などが使われ出した頃の遺跡なのだ。 大量の. 石器や石くずが見つかっており、石器製作工房跡だった可能性もある。 この遺跡を訪ねる気になったのは、女性の上半身を形どった、全長 6.8cm、幅4.2cm、厚さ2.6cmの小さな土偶がここから出土して. いるからである(冒頭、下の写真)。 |mvk| wlz| xia| dbk| kci| fps| lxs| xnh| eoc| jgl| ijq| pvj| dgs| qom| jxx| pld| yvp| mkl| dgn| sdq| wkc| ubx| ndp| xbh| ygy| vyf| hfo| hnw| zzw| qwz| ahl| hae| adx| maa| coh| xaq| pfh| vry| wmv| muv| nvw| uvg| mlr| xdi| tpv| eiw| app| lay| imd| kho|