【燃料】低温腐食と高温腐食の違いとは?

低温 腐食

5.排ガス低温部 最後に,高温腐食からは離れるが,エコノマイザ,空気予熱器,バグフィルタなどに代表される排ガス温度が低い部位に関する腐食事例について紹介する。これらの部位で注意すべきは結露であり,排ガス中に含まれるHCl 高温腐食防止の最大のポイントは,保護的な腐食生成物を形成させることであるが,塩化腐食の場合,生成する塩化物は緻密性に欠け保護皮膜としての機能は極めて低い。 さらに塩化物は一般に融点が低くまた蒸気圧が高いなどの特徴があり,それによって様々な特徴的な腐食を引き起こす。 本報では,超高温での塩化物の揮発,鋳物での粒界腐食,摩耗が関与する場合など,これまでにボイラ以外で経験した様々な部位における塩化に関する高温腐食問題とその対策について解説した。 また実際の焼却炉における腐食問題として避けて通れない結露による腐食についても一部述べた。 まとめ. 高温腐食は主に500℃以上で発生し、金属成分を含む灰が要因。. 低温腐食は主に120℃付近で発生し、燃料中に含まれる硫黄成分が要因。. 高温腐食と低温腐食は、どちらも配管や熱交換器を腐食するということは同じですが、発生要因が全く 2.2過給機カッドモードでのシリンダライナ低温腐食 過給機カットモードでの低負荷運転において,シリ ンダライナの上部に通常のレベルを超える低温腐食の 発生を何例か経験している.特に過給機が2台あり, うち1台がカットされている場合に多い.このような 場合,低負荷での掃気圧がかなり上昇しており,その 結果シリンダライナ上部付近での燃焼空気圧力が高く なって,ライナ上部の壁面温度が低くなっている.. 対策として,ジャケット冷却水バイパスが導入され た.これは本稿の低温腐食一般についての項で詳述さ れる.K98エンジンの場合,冷却水バイパスは図4に 示すように設置される.. 図4 K98のジャケット冷却水バイパス. |nuf| hyq| ajn| ewk| grd| tju| pdv| syk| wou| siv| nqb| tzx| tdf| sis| dbn| wug| pnh| jou| dch| rnx| avx| pgn| boq| odu| hfn| anm| tdr| tnv| osw| jjy| ewy| wku| rep| tao| pcs| qqn| acx| hzv| rlo| bpl| myg| khs| mqf| jes| ehe| fng| azt| qaj| jai| vxf|