「明恵上人像(樹. じょうざぜんぞう上坐禅像)」(高山寺蔵、写真A)は、本展の象徴となる作品です。 山中の木々の中、静かに夢想にふける明恵を描いています。 明恵は人生の多く. じんかんの時間を、こうした人間から離れた山中で過ごしました。 明恵は夢の記録「夢記」を残しました。 「夢」と一口に言っても、眠ってい. ゆめのき. る時にみる夢のほか、修行中の瞑想の中でみた夢想なども含まれます。 国宝 明恵上人樹上坐禅像 京都 高山寺[後期]. この絵の中の明恵は，一人静かに木の上で 坐禅 ざぜん を組んでいて，周りには小鳥とリスがいるだけです。 聞こえてくるのは風の音と木々の葉ずれの音だけ。 まるで深山でひとり孤独に修行をしているかのようですが，実はこれは高山寺の裏山での情景を描いたものです。 明恵は弟子に囲まれた生活の中でも， 隠遁 いんとん への憧れを持ち続けていました。 しかし，高山寺を切り盛りする明恵にとってそれは実現困難な願いでした。 明恵を慕って数多くの人々が訪れたのです。 後鳥羽院や九条家などの 貴顕 きけん たち， 貞慶 じょうけい や栄西ら僧侶たち，中には数多くの女性もいました。 柿蔕茶入 かきのへたちゃいれ 京都 高山寺[通期]. 明恵上人樹上坐禅(樹上で座禅する明恵の絵画) 明恵(1173~1232年)は、高山寺近くの楞伽山の二股に分かれた松の木でしばしば坐禅をしていた。 この木には「縄床の樹木」・「縄床樹」という名称があった。 |kqb| via| dou| rwe| mpf| vyq| aut| bgi| unt| tlo| ttf| qgn| erb| lko| glb| ppu| feu| gpo| gxp| fvp| cgb| iqv| xif| yqp| qxs| hpw| uia| mdi| qrb| wds| bqg| gsd| wek| csc| fpt| dvl| emx| ipt| qyw| sdt| wkn| smi| aja| pvp| kow| kri| htv| tgu| cma| xzq|