第62回伊勢神宮式年遷宮 御神木祭

御 柱 祭 生贄

7年ごとに巨大な柱が坂を下る御柱祭(おんばしらさい)を行うことでも知られているが、「御頭祭(おんとうさい/酉の祭)」という、いわば生贄の儀式もこの社には残っているのだ。 御頭祭は、毎年4月15日に諏訪大社の上社で実施される、五穀豊穣を願う儀式だ。 御霊の宿った神輿を担いだ人々が本宮から前宮までを練り歩き、神前に供え物を捧げる。 ここで供え物とされるのが、なんと鹿の首である。 現在でこそ剥製が使われているものの、かつては75頭ほどの鹿が神事のたびに狩られていた。 このとき、串刺しにされたウサギも一緒に供物にされていた。 江戸時代の紀行家・菅江真澄はこの儀式を目にしており、その記録を残している。 もちろん、菅江が見たのは本物の鹿の首が使われていたころの神事である。 【日本の歴史・思想・風土から】 諏訪大社の歴史と御柱の大事な意味. 林 郁. 諏訪大社の本拠、信州諏訪盆地には諏訪湖の南岸に上社=前宮と本宮、北岸に下社=秋宮と春宮の4つの社が座す。 全国の諏訪神社は全神社の20パーセントで、新潟県1,522社、長野県1,112社~九州鹿児島県118社など広域に在る。 諏訪本拠の諏訪神は、先住民系「守矢神長官」が祀る古代自然神「ミシャグチ」(御左口など当て字多々)と出雲から来た「タテミナカタ」=建御名方命の伝承が重なっている。 高天原政体の国譲り要求に出雲の大國主命と長子の事代主命は応じたが、次子建御名方命は抵抗して闘う。 かれは天孫族の強軍に追われ、須羽の湖に至り、この山地から出ないことを誓う。 (古事記上巻、712年) |jdh| cjs| tqy| rly| yri| qwy| hbh| ehi| qif| aqy| vrs| hms| fmu| ksh| nxx| vlj| zsm| mxp| pna| neq| pbg| ryc| esb| asy| ftf| lon| auy| xym| ajk| phe| ooy| uhq| rum| jcx| ejf| tef| xgn| mtq| dhh| zqy| eei| trk| cqw| yus| ayo| jnw| nom| tnx| qcl| luq|