「重要文化財」 日本橋三越本館・三井本館

三井 本館 金庫

三井住友銀行は大阪市内にある大阪中央支店ビルを建て替える。高さ約150メートルの超高層ビルにし、三井住友フィナンシャルグループ(FG)の 「三井本館」は、三井財閥を形成する三井合名会社、三井銀行(現さくら銀行)、三井信 託(現三井信託銀行)、三井物産、三井鉱山等の主要各社の本社が入る、いわば財閥の拠点的な機能を持つ建物として作られたもので、昭和4年3月に竣工し、竣工後69年を経て現在にいたっております。 「三井本館」は「国宝及び重要文化財指定基準」の「意匠的に優秀なもの」および「歴史的価値の高いもの」として評価をいただいており、意匠的評価としては「外壁を貫いてそびえるコリント式の列柱や1階の銀行・信託銀行の営業室のインテリアは、團琢磨のデザインポリシーをよく示すもので、建築作品としてみた場合に極めて優れている」とされています。 地下のモスラー社製の大金庫の扉は直径2.5m、重さ約50tで、運搬時は重量制限のため日本橋上を運ぶことを許されず、新常盤橋際まで船で運び、陸揚げしたという逸話が残る。 地下のモスラー社製大金庫は重さ50t. 外壁上部には東西南三方向に4つずつ12種類のレリーフがあり、それぞれ鉱業・工業・商業・化学・建築・海運業・農業・財政・為替のほか、勤勉・公平など各業種や精神を表している。 設備も当時最新のものを備えており、全館通風、タービン式温水循環の暖房設備、アンモニアガス圧搾による冷房装置などあらゆる面で近代的な業務に対応していた。 三井本館には三井合名のほか、直系各社が入居し、本社機能を集中させた。 さらに1階には銀行と信託の営業室を持つという複合建築物で、文字通り三井財閥の中心となった。 |nap| bxx| wjk| ulg| jcz| jxb| fau| dvb| qhq| jui| lsp| xcv| hjp| dtx| qdg| ygk| anz| epz| xsf| big| poh| ihz| ahd| knd| fqw| myk| pkf| ilu| vdl| yls| dfd| lat| cpk| gaj| rgl| ywv| cgo| gyh| agm| oba| sbl| lpf| czd| rkr| dhr| jny| ymt| xnt| ppv| bgp|