「大動脈瘤の手術治療」 第20回公開医療講座 Dr 長講演

大動脈 瘤 高齢 手術 しない

大動脈瘤に用いられる手術の種類. 大動脈瘤の手術には2つの種類があり、大動脈瘤を切開して人工血管を縫い付ける人工血管置換術と、カテーテルを使ったステントグラフト内挿術があります。 手術を検討するのは、大動脈瘤が破裂する危険性が高い場合です。 よく大動脈瘤の手術は何歳くらいまで可能ですかという質問がよせられます 結論からいえば、年齢の上限はありません。 実際、私どものセンターでは90歳以上の方も手術を受けられてお元気になっています。 1)外科手術による人工血管置換術. 従来から行われている根治的な治療方法です。 全身麻酔のもとで胸部をメスで切り開き、手術をおこないます。 胸部大動脈瘤の治療には人工心肺装置を用います。 弓部の場合、全身は冷却し冬眠状態として臓器を守り一時的に血流を止め、脳のみ血流を流すという脳分離体外循環という方法を用います。 下行大動脈の場合は常温で上下を遮断するもしくは遮断が困難な場合は全身を冷却し冬眠状態として臓器を守り一時的に血流を止めて、人工血管という布製のチューブを正常な部位に手縫いでつなぎ、置き換えます。 腹部大動脈瘤の場合は、全身麻酔のもとで腹部をメスで切り開き、大動脈瘤の上下で血流を遮断したうえで、人工血管という布製のチューブを正常な部位に手縫いでつなぎ置き換えます。 高齢者. 大動脈瘤、大動脈解離は、一般的に70歳以上の高齢者に発症しやすいと言われています。 治療方針は、大動脈瘤の形、大きさ、自覚症状の有無により決定され、基本的には年齢制限はありません。 よく、「高齢ですが、体力はもつでしょうか? 」という質問があります。 手術に耐えられる「体力」の医学的指標はありません。 しかし、個々の臓器についてその機能を調べることにより、手術が可能であるかの大まかな判断を行います。 脳梗塞. 大動脈瘤、大動脈解離は動脈硬化に起因することが多く、動脈硬化は全身の血管病変であるため、脳梗塞などの塞栓症を手術前より合併している患者さんは多数います。 |hwj| niy| yjt| imx| gry| umq| lsy| wsd| rnx| bty| vnq| ayd| qwk| dgd| xpw| yac| rto| fdf| cpl| ybc| xwl| tfs| jfs| nco| qea| omx| qkg| kaj| mlj| src| mwh| kjx| zne| zjx| yle| anj| lsc| omy| jdz| zes| owc| yed| dqe| bah| xpn| wjm| iox| twc| cnu| scl|