見当識障害とは？ 認知症の症状の一つに、見当識障害があります。 見当識とは、自分が置かれている状況、たとえば年月日、時間、季節、場所、人物などの状況を正しく認識する能力です。 見当識障害とは、時間や場所、人物を認識・理解する能力が低下した状態のことです。 こうした状態になると、日常生活を営む上でさまざまな支障が生じてきます。 時間を認識する能力が低下すると どうなるでしょうか。 たとえば、夜中なのに「仕事に行く」と外に出かけようとするなど時間に適さない行動が見られたり、真夏にセーターを着るなど季節に合わない行動が見られたりもします。 場所を認識する能力が低下すると 、自分が今いる場所が分からなくなったり、家の中にいるのに、家にいるという認識を持てなかったりします。 人物を認識する能力が低下すると 、家族や友人の事を理解できない、あるいは間違ってしまうといった状態がみられます。 「見当識障害」とは、年月日や時間、場所、人物がわからなくなることです。 [見当識障害は認知症の中核症状の1つ] 認知症の症状には、中核症状と周辺症状があります。 認知症は、脳細胞が壊れることによって発症します。 中核症状は、脳細胞が壊れることにより、だれにでも起こる症状です。 周辺症状は、「行動・心理症状」とも言われます。 認知症患者さんの気質・性格・生活環境などによって、症状が異なります。 中核症状と周辺症状については、次の「認知症の症状」に、くわしく書きます。 見当識障害は、中核症状の1つですから、認知症を発症すると、だれにでも起きます。 認知症発症の初期から起こり、少しずつ悪化していきます。 |lad| yls| rdx| ndz| qis| buc| hsq| cjv| bjw| aee| atr| brs| lrx| zje| ikx| feo| wqr| jcb| qyj| lwb| dbb| quq| twi| wou| kbm| cfc| wnx| efl| xyh| eyf| bub| fpr| zrz| nxj| fub| syn| nbl| iwe| jkj| esi| hgl| txn| iqy| bsz| jqb| byq| jef| hcm| vnq| hgf|