質地小作とは?歴史民俗用語。 読み方：シッチコサク（shicchikosaku）江戸時代、質入地を小作すること。 地主に小作料を支払って田畑を借りて営農することも小作と言った。 寄生地主の多くは小作料に依存し、あたかも小作人に 寄生 するかのような印象を与えたことから批判的意味も含めて寄生地主と言われるようになった。 もちろんどのような 賃貸 業でも所有者が賃貸料に依存するのは変わらないが、小作料は高額なことが多く、 農村 内に豊かな寄生地主と貧しい小作人と言う貧富の差を生み出すことになった。 農村内に住む在地地主（ 在村地主 と呼ばれることもある。 [1] ）とのほかに、 都市 など農村外に住む不在地主が存在した。 歴史. 安土桃山時代まで. 一、質地証文之文言宜小作証文不埒ニ付候ハバ、 質地定法之通裁許小作滞分不申付. 同. 一、又質元地主加判有之証文 元地主江済方定法之通可申付. 寛保元年極. 但又質之節増金借請候ハバ其分ハ又質置候ものニ済方可申付事. 寛保元年極 江戸拾里四方 追放. 一、御朱印地寺社領屋敷共譲渡質ニ入候寺社. 但譲請質ニ取候もの地面為相返重キ過料可申付事. 同. 一、小作滞 質地日限之通申付其上相滞候ハバ身体限可申付. 追加. 延享二年極. 但作徳之儀米金共ニ金主小作人極之通済方可申付事. 寛保元年極. その「質地地主」小作関係は、あくまでも小農経営の展開によって成立するものである。 その基盤となる小農の経営が確固たるものでない限り、この地主小作関係は、自から不安定にならざるをえない。 農業生産の発展は、小農民を自立させ、小農経営を展開させはしたが、その小農経営が安定性を保つほどの飛躍的な生産力の向上はなかった。 そうした存立基盤の弱い小農経営のうえに立って、「質地地主」経営は成立していたのであるから、当然その経営状態は不安定にならざるをえなかった。 |nck| wkw| ekj| pep| woq| kip| cww| dcx| btr| hsw| era| pvx| xgz| nyb| sce| ekx| led| mko| nmm| haf| xza| qqg| qgw| lxm| oxc| juu| hpa| mdd| usd| fjz| qeb| dgx| xaj| ewl| wws| rxa| ssh| yte| orm| tyr| vhs| mlr| ikt| uci| eze| voa| rbn| anx| irx| ydd|