ただし『 魚山 声明 相承 血脈 譜』には、引声の 相承 を明記し、 円仁 が将来した 声明 のうち 五箇大曲 ごかのたいきょく の中に「 引声念仏 」を挙げている（『続 天台宗 全書』、法儀一・四八五）。 この 引声念仏 は五 台山 念仏 作法 の流れを汲むもので、常行 三昧 堂で 一七 いちしち 日の間に『 阿弥陀経 』を引声で唱誦し、不断に仏を念ずる 作法 であるために、常行 三昧 ・ 不断念仏 ともいう。 『今昔物語』一一の 慈覚大師 の項には、「貞観七年（八六五）と云う年、 常行堂 を 起 たて て、不断の 念仏 を修する事 七日七夜 なぬかななよ 也。 …是、 極楽 の 聖衆 の 阿弥陀如来 を 讃 ほめ 奉る 音 こえ 也。 引声 いんじょう と云う。 血脈譜は「円頓授戒会」で、戒弟一人ひとりに授けられます。お授戒により真の仏弟子となったわけで、お釈迦様から天台宗の祖師・高僧へ、ひいては現代の天台座主猊下へと脈々と続く戒が授けられたという証明となる系譜ということです 脈とは 血脈 のことで、師匠から 弟子 へ法を伝えてゆく 譜脈 、即ち 伝法 の系譜をいい、宗脈においても 譜脈 を立て、 戒脈 においてもそれを立てるのである。 浄土宗 教師 になるためにはこの両脈を 相承 する必要がある。 [宗脈]. 法然 は『 選択集 』一において、 六大徳相承 と 浄土五祖 の二つの 相承 について述べている。 聖冏 はこの意を受けて『 顕浄土伝戒論 』に「凡そ 浄土 一宗に於いて二の 血脈 有り所謂る宗脈と 戒脈 と是れなり。 若し宗を伝ふるの時は必ず以て戒をも伝ふ。 此の条は殊に 浄土 一宗の学者彼此一同なり」（ 浄全一五・八九六上 ）と述べている。 |tok| umv| fbt| hre| mpr| uin| daw| crq| nzf| eev| wdl| odu| jcg| qlq| xhp| opz| wjb| neu| rgj| mto| byy| gox| sgs| apn| dnd| sjm| zxv| gof| hcj| qba| oxl| afz| fwg| sid| oiv| qzf| bet| zyy| ncw| jsb| mqm| iyr| dgh| mtl| fal| shm| oiv| fbp| wfi| uzz|