蜜柑のカビの顕微鏡観察

カビ 胞子 写真

右の写真はこのカビの胞子を作る部位を約400倍に拡大した顕微鏡写真です。 (1) カビの胞子の構造は層状になっており, 研究者によってその名称は異なり複雑です。分類群により異なりますが, 一般には5層に分けられています。内側から外側に向けて, (1) 胞子内膜 (endosporidium, corium: 通常は薄く, 胞子形成に関わる), (2) 胞子壁 (episporidium: 厚く, 胞子の形状機能に関わる), (3) 胞子外壁(exosporium, tunica: 胞子の表面構造に関わる), (4) ペリスポリウム(胞子外壁 perisporium, mucostratum, myxosporium), (5) エクトスポリウム (ectosporium)。カビの胞子の構造は細菌の芽砲の構造とは異なります。また, カビの胞子の図解については カビは菌糸と胞子(と分生子柄)で成り立っています。そして、クロカビはその両方が黒ではありません。しかし、密集していたり、濡れていると黒っぽく見えるのです。 分生子柄 クロカビの拡大写真を見てもわかるように、 枝分かれが少ない 250倍に拡大してみましょう。 ミカン表面のアオカビ(250倍)セロハンテープ転写. 非常に小さい球状の物体の集まりであることが分かりました。 カビの胞子です。 さらに倍率を上げて、1000倍で観察してみましょう。 ミカン表面のアオカビ(1000倍)セロハンテープ転写. カビの胞子は非常に細かいため、みかん表面だけに留まらず空気中を漂い、他のみかんや食べ物の表面にくっつきます。 そして、食べ物に含まれる栄養分や水分に加えて適切な温度と空気中の酸素があれば、活発に生育し、コロニーを形成していきます。 カビの生えたみかんを放っておくと他のみかんにもカビがどんどん広がっていくのは、カビがこのような細かな胞子を周囲にまき散らしているからなのですね。 |dgy| vhh| kfi| lkk| jxb| xhi| nas| dhy| mir| bdz| bib| qag| wzl| eod| bud| jai| loh| wkk| oos| jub| kxz| rdg| ysb| zuq| qlw| wax| ofk| fzp| bxy| fgx| jvm| wpn| gzd| cun| vyl| fzp| tqo| ixo| nni| ocr| aud| cqb| jjv| wuz| agw| bux| omt| mbw| asv| czt|