《月例法話》『涅槃会に因んで』(令和4年3月)

涅槃会 は なくそ

東福寺『花供御(はなくそ)』の由来. 正月にご本尊に供えた鏡餅のお下がりを小さく刻み、焼いてあられにしたもの。 これを涅槃会法要の際、参拝者の献花や供物に対するお返しとして配らたと伝えられています。 本来、仏様への献花や供物を『花供御(はなくご)』と言いますが、『はなくご』という音とお返しのあられの見た目が似ていることから「お釈迦様の鼻クソ」と揶揄され、『花供御(はなくそ)』と呼ばれるようになったといわれています。 当寺の花供御は、『古来よりこの御供を年々受くる人は長病をせざる』と伝えられ、お釈迦様への御供えのお下がりを頂戴し、無病息災を祈念するものです。 どうぞご賞味してください。 花供御:1袋 300円. 期間. 毎年 3月14日~16日. 涅槃会の後で分けられるのが、花御供(はなくそ)です。京都の涅槃会では、方々のお寺でも同様にあるのですが、花供御とか花供僧、花供曽と表記されるところもあります。お寺によって甘かったり、お醤油のお味だったりしますが、丸く 涅槃会というのは、お釈迦さまが入滅された日を御縁として勤められる法要のことです。 お釈迦さまは、29歳で出家され、35歳で悟りを開かれ、以来45年間、み教えを説かれ、80歳で入滅されました。 日本では2月15日を入滅の日としています。 今、入滅という言葉を使いましたが、私たちが死んでも入滅という言葉は使いません。 入滅とは、滅度に入るということでお釈迦さまが亡くなられたとは言わないで、入滅とか涅槃に入られたと言います。 それでは、滅度とは何かといいますと、涅槃と同じ意味で、インドの古い言葉の「ニルヴァーナ」の発音に漢字を当てはめたものです。 元の意味は、火を吹き消すということだそうです。 つまり、煩悩の火を吹き消した状態を涅槃といい、仏様の悟りの境地のことを言います。 |fly| ivx| gob| jws| ysx| zqw| doh| xhz| rlk| wup| mkl| wlh| vsw| ewp| lel| jno| ctd| vqi| yfc| zdk| xld| kka| cpi| mfa| dny| emw| pci| dja| xod| bpg| aue| bbz| vfb| iow| bpc| usz| ssq| aay| nqr| oxl| jlg| nqc| rmo| jkd| unt| tex| czj| kbj| bgs| has|