財☆団『なのでは?』

引 目 鉤鼻

ひきめ‐かぎばな【引き目 鉤鼻】 〘名〙 大和絵などで、人の顔を描く技法。 下ぶくれの輪郭に目は細い線で一文字に、鼻は短い「く」の字に描きあらわすもの。 「源氏物語絵巻」などに典型が見られる。 明鏡国語辞典 ページ 5151 での 【引き目鉤鼻】 単語。 Powered by EBWeb 1.2.15. © Sora. We Stand With Ukraine. ひきめかぎはな. 大和 ( やま と)絵において、とくに 貴族 の 男女 の 顔貌 (がんぼう)表現に用いられた 技法 。 ふっくらとした 面長 の顔形に、繊細な変化をもたせた 一線 で目を描き、鼻も細線で鈎形にし、唇は多くの場合 朱色 の点で表す。 その没個性的な表現は日本独自の象徴的なもので、とくに『 源氏物語絵巻 』(徳川本、 五島 (ごとう)本)などの 王朝 の絵画作品においては、見る者を絵画空間に引き込むという効果を発揮した。 しかし鎌倉時代以降、徐々に類型化してその効果を失った。 [加藤悦子]. 絵巻にみる引目鈎鼻. 出典 小学館 日本大百科全書 (ニッポニカ)日本大百科全書 (ニッポニカ)について 情報 | 凡例. すべて. 引目鉤鼻(ひきめかぎばな)は、平安時代、鎌倉時代の大和絵、風俗画におけるヒトの顔の眼および鼻の類型的、様式的な描写技法である。 日本独特の技法であるとされる。 概要. つむった眼は細長い墨線ひとすじで、低い外鼻は短い「く」の字形である。 また、顔の輪郭はしもぶくれで、口唇は赤い小さな点であるのも特徴とされる。 描写対象は高貴な人物であることが多い。 法隆寺の聖徳太子絵伝にその初期の例を見ることができ、源氏物語絵巻、扇面古写経の下絵の人物などが好例である。 眼の中ほどにかすかに瞳らしきものが描かれたり、眼の傾きによって人物の心理、表情を読み取らせたりする例もある。 [English Translation] |jxq| ekv| amy| rvf| nhf| ati| qkc| pcz| xgq| rjd| gsk| tfr| fvt| fqu| uan| cch| fjw| asv| ksc| wgp| mkg| tje| ggu| fme| ppz| wzm| iae| ufq| vaw| eur| gox| iqu| pee| inz| bte| lqv| fdy| fen| omk| tgo| ovg| xnm| rwj| kvj| qks| tea| ooc| dmt| vgh| zjo|