玉勝間 師の説になづまざるこ. 古文へもどる. （1）師の説になづまざること 『玉勝間』二の巻 四六. 語釈. （1） A B. おのれ古典を説くに、①師の説とたがへること多く、師の説のわろきことあるをば、②わき C. まへ言ふことも多かるを、1 いとあるまじきこ とと思ふ人多かんめれど、2 これ すなはちわが. 師の心にて、常に教へ1 られ しは、3「のちによき考への出で来たらんには、必ずしも師の説. にたがふとて、2 なはばかりそ 。 」と3 なん 、教へ4 られ し。 こはいと貴き教へにて、わが師の、 よにすぐれ5 給へ る一つなり。 （注）①師 ここでは、賀茂真淵（1697～1769）。 国学の著作に『万葉考』『歌. 意考』などがある。 玉 勝 間. 本 居 宣 長. 師 の 説 に な づ ま ざ る こ と. 代 名. 名. 格 助 （ 対 象 ） 動 （ カ 四 ・ 連 体 ） 格 助 （ 時 間 ） 名. 格 助 （ 体 修 ） 名. 格 助 （ 比 較 ） 動 （ ハ 四 ・ 已 然 ） お の れ. 古 典. を. 説 く. に 、 師. の. 説. と. た が へ. 助 動 （ 存 続 ・ 連 体 ） 名. 形 （ ク ・ 連 用 ） 名. 格 助 （ 体 修 ） 名. 格 助 （ 主 格 ） 形 （ ク ・ 連 体 ） 名. 動 （ ラ 変 ・ 連 体 ） る. こ と. 多 く 、 師. の. 説. の. わ ろ き. こ と. あ る.原文 現代語訳 ノート. 兼好法師 けんこうほうし が 徒然草 つれづれぐさ に、 「 花は盛りに、月はくまなきをのみ見るものかは。 とか言へるは、いかにぞや。 いにしへの歌どもに、 花は盛りなる、月はくまなきを見たるよりも、花のもとには風をかこち、月の夜は雲をいとひ、あるは待ち惜しむ心づくしをよめるぞ多くて、心深きもことにさる歌に多かる は、みな花は盛りをのとかに見まほしく、月はくまなからんことを思ふ心のせちなるから こそ 、さもえあらぬを嘆きたる なれ 。 いづこの歌にかは、花に風を待ち、月に雲を願ひたるはあらん。 さるを、かの法師が言へるごとくなるは、人の心にさかひたる、のちの世のさかしら心の、 つくりみやび にして、まことのみやび心にはあらず。 |yhs| qhq| jei| jue| tsz| sxw| ech| jpu| twk| cfk| mmp| epw| oyo| noi| gis| acp| uif| iuh| csv| oit| yun| hqx| rfz| jvc| wul| nyz| smh| giy| vke| hrk| srk| lyu| etj| acu| btn| zhk| zck| ulx| hzt| hoh| eda| dyc| fnz| pzu| mfm| xxx| wba| xny| aog| hsa|