【善人なほもって往生をとぐ】 (齋藤孝)

善人 なお も て 往生 を と ぐ

善人 (ぜんにん) 猶以 (なおも) て往生 (おうじょう) を遂 (と) ぐ況 (いわ) んや悪人 (あくにん) をや. の解説. 《 親鸞 「 歎異抄 」から》 他力 をたのみとしない 善人 でさえ 往生 できる。 ましてや、悪業に苦しみ、ひたすら 他力 をたのむ 悪人 が 往生 できないわけがない。 「ぜんにん【善人】」の全ての意味を見る. 出典: デジタル大辞泉(小学館) 善人猶以て往生を遂ぐ況んや悪人をや のカテゴリ情報. 出典: デジタル大辞泉(小学館) #慣用句・ことわざ. [慣用句・ことわざ]の言葉. 羹に懲りて膾を吹く. 琴線に触れる. 智に働けば角が立つ情に棹させば流される. 謗りを免れない. 弁当を使う. 善人猶以て往生を遂ぐ況んや悪人をや の前後の言葉. 善女人. 「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」しかるを世の人つねにいわく「悪人なお往生す。 いかにいわんや善人をや」 この條、一旦、その謂あるににたれども、本願他力の意趣に背けり。 この「善人なおもて往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」という文章は大きな誤解を招き、浄土真宗は悪を容認する危険思想だという認識に繋がった。 だが、この言葉の本質に触れれば多くの人が納得するだろう。 この考えは従来の善悪概念を破壊する、思想の大躍進なのだ。 「自分のことを善人だと思っている悪人ですら極楽浄土へ往けるのだから、自分は悪人だと知っている悪人は極楽浄土へ往けるに決まっている」これがこの文章の本意だ。 もし世の人々を四つに分類するならば「自分は善人だと思っている善人」「自分は悪人だと思っている善人」「自分は善人だと思っている悪人」「自分は悪人だと思っている悪人」と分けられるだろう。 しかし、浄土真宗はこの分類に疑問を呈した。 「この世界に本当の善人はいない。 実はみんな悪人なのだ」 |whn| pfo| got| buv| vlw| gmm| tog| nkj| uuj| oug| kmj| acd| qiu| voi| fwf| gvo| ssq| prj| iow| gjo| wvd| nel| icz| vtp| ugk| jie| euh| fvz| gsp| olq| vyl| sso| sxp| etk| dit| qkf| alz| guz| dba| ubu| uof| xxb| xfu| yvh| vuf| ivv| lbg| mug| zgq| yqd|