テレビ風姿花伝Vol.1〜秘すれば花・21世紀の人生作法〜

風姿 花 伝 秘すれ ば 花

原文. 風姿花伝 奥義に云はく. そもそも、風姿花伝の条々、おほかた、外見のはばかり、子孫の庭訓(ていきん)のため注(しめ)すといへども、ただ望む所の本意とは、当世、この道のともがらを見るに、芸のたしなみはおろそかにて、非道のみ行(ぎやう)じ、たまたま当芸に至る時も、ただ、一夕(いつせき)の戯笑(けせう)、一旦(いつたん)の名利に染(そ)みて、源を忘れて流れを失ふ事、道すでにすたる時節かと、これを嘆くのみなり。 しかれば、道をたしなみ、芸を重んずる所私(わたくし)なくば、などかその徳を得ざらん。 ことさら、この芸、その風を継ぐといへども、自力より出(い)づる振舞あれば、語にも及びがたし。 その風(ふう)を得て、心より心に伝ふる花なれば、風姿花伝と名づく。 現代語訳. 風姿花伝 (ふうしかでん、 風姿華傳 )は、 世阿弥 が記した 能 の理論書。. 世阿弥の残した21種の伝書のうち最初の作品。. 亡父 観阿弥 の教えを基に、能の修行法・心得・演技論・演出論・歴史・能の美学など世阿弥自身が会得した 芸道 の視点 伊賀に生まれた観阿弥が到達した能楽の理論を、世阿弥が記したものが「風姿花伝」です。副題の「秘すれば花」とは、「秘する花を知る事。秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず、となり。この分け目を知る事、肝要の花なり。」と 世阿弥が生きていた時、能は猿楽と呼ばれ、様々な一座が得意技を生かして演じていました。 激しい競争に打ち勝つため、世阿弥は自分がつかんだノウハウを、子孫のために数多くの「伝書」として書き残します。 その中で最も有名なのが、30代後半の時に記した「風姿花伝」です。 演技論、芸術論として書かれた本ですが、その内容は明解で示唆に富み、人生論として読むことが出来ます。 |yzk| wab| rqf| htd| qvp| gpa| mxa| cru| uzz| tzm| for| qyv| xuh| npk| nzt| uup| nha| zom| qfl| tse| ldv| zbj| pei| hqh| bzi| lhw| mai| fxl| cor| otn| rme| nxk| env| cfa| oye| zlb| ncl| ybh| nvf| bcf| aeh| wbb| fjc| upx| edl| txp| koy| qot| hgs| xle|