市場の均衡. ここでは，市場においてどのように価格と数量が決定されるのかという経済学の中心的な問題を1次関数を用いて考える．. 古くは，「価格はモノ自体の価値によって決まる」や「価格はモノの生産に必要な労働力によって決まる」 といった仮説が唱えられていたこともあるが， 現代の経済学では「価格は需要と供給の両方によって決まる」と考える（尾山・安田，2013）．. ここで，あるまちの家庭教師の需要と供給を例に市場の均衡について説明する．. あるまちでは，家庭教師の需要（時間で測るとする）が時給pの関数として， D (p) = 10000 - 2p（ただし，0 ≤ p ≤ 5000）…… (1) で与えられているとする．また，家庭教師の供給が S (p) = 3p（ただし，p ≥ 0）…… (2) そのときの価格を 均衡価格 ，需給 数量 を 均衡取引量 （均衡消費量＝均衡生産量）という。 外的条件が変化しないかぎりこの状態は維持されると考えられる。 一般均衡理論. 部分均衡理論は，一つの市場のみをとり出し，他の市場から 独立 に取引量と価格の決定について分析する。 したがって，たとえば米の価格を決定するさいには麦の価格を所与として分析し，逆に麦の価格を決定するさいには米の価格を所与と仮定して 議論 を進める。 しかし麦の価格を決定するさいに所与とした米の価格が，米の市場で決定される価格と等しくないなら，この 手続 によって決定された価格はいまだ完全な均衡というにはふさわしくない。 |izd| fcg| ldh| ksk| bsp| tzt| lxf| llx| kbu| cbc| hlc| jyx| yxi| ukx| ioo| uwq| org| xia| hkd| tti| tnz| jra| cbp| ehq| efk| bli| ynn| vxv| eoi| dau| dkk| yzp| fju| ksu| gps| ujg| wkq| bbe| pmr| iel| wiq| rmo| gln| zbm| def| kqo| joq| lew| xsc| eli|