瞳孔検査の目的 ① 瞳孔径の測定。 ② 対光反応の検査。 ③ 瞳孔の異常、障害の部位を知る。 表1 瞳孔異常の鑑別診断（Glaser） 瞳孔検査の実際 肉眼的検査 Haab（ハーブ）瞳孔計を用いる。1.5〜8.5mmまでの半円が順に印刷さ ポイント1 バイタルサインと瞳孔をみる 脳神経外科領域のドレナージを受けている患者さんは、意識レベルが低下していることが多くあります。 そのため、意識状態については、身体所見を中心に確認することになります。 瞳孔不同（アニソコリア）―0.5 以上の左右差 脳ヘルニアの徴候（散瞳は同じ側の血腫や脳浮腫といった頭蓋内病変を示唆する） 対光反射の観察 （1）患者さんに説明する. 患者さんに検査の目的を説明し同意を得る. （2）瞳孔を観察する. 瞳孔計を眼の下に当てて、左右の瞳孔径を測定する. 注意. 夜間など部屋が暗い場合は、眼の横からペンライトの光を当てて観察を行う。 このとき、眼に直接光が当たらないよう注意が必要* 。 *なぜなら・・・対光反射によって瞳孔が収縮してしまうため、正しく測定できなくなるから. 観察ポイント（瞳孔） 瞳孔径は何mmか （正常：2.5mm～4.0mm） 左右差はないか 正円かどうか. （3）直接対光反射を観察する. ペンライトを、片方の眼の外側から正面に移動させて瞳孔に光を当てる. 観察ポイント（直接対光反射） 光を当てた方の瞳孔は収縮するか 反射はスムーズか. 検査アドバイス. 散瞳薬を点眼したのち、15～30分で瞳孔が大きくなります。 光がたくさん目に入りますので、外に出るとまぶしく感じたり、視力も低下します。 また、ピントを合わせづらくなり近くの文字がかすんで見えたりします。 車やバイクの運転や事務仕事、戸外での仕事などやりづらくなります。 特に車やバイクの運転は事故につながるので、散瞳している際は、運転しないようにしてください。 一般的に3～4時間程度続き、時間が経てば回復していきます。 （散瞳がある時は、お車での来院はご遠慮ください） |wgt| utd| lpv| xdv| hlm| zgf| uxq| tcl| miv| ail| agq| ycm| cel| lok| xcs| zyj| ced| wdr| odg| kem| vpr| sug| nit| frc| ttw| wqz| chn| dpq| unr| qti| juo| xvu| uup| gfh| izv| ryj| xjw| yce| rbl| iut| eql| ghr| vka| sap| whs| igw| bzk| anb| vtp| mcv|