#3 歩行観察/筋活動編

歩行 周期 関節 角度

しい歩行周期が始まります.正常歩行では立脚期は1周期 の60%,遊脚期は40%,両脚支持期は10%が2回あり,合わせて20%となります.片脚支持期は反対足の遊脚期 と同じなので,40%になります.図1は周期をわかりやす 歩行周期の各相 において、「膝関節」にどのような角度と動きが生じているのか、その詳細を1つづつご説明していきます。 初期接地(歩行周期の0%) 【運動の範囲】 膝関節は、観察ではニュートロラル・ゼロ・ポジションです。 しかし、計測技術を駆使した場合は、5°程度の屈曲が計測されることもあります。 【発生するモーメント】 ほんの一瞬、伸展方向のモーメントが生じます。 【筋の活動】 ・遊脚終期から引き続いて大腿四頭筋が活動しています。 そして、次に起こる衝撃吸収相での最大負荷に備えた準備体制に入ります。 ・膝関節に一瞬発生する伸展方向のモーメントに対し、ハムストリングスが遠心性収縮をします。 【機能的意義】 初期接地の一瞬に生じる伸展方向のモーメントは、膝関節を安定させる役割があります。 足関節の角度は、下腿の長軸と足部の長軸のなす角度をみます。ただ、足関節角度は下腿と足部のなす角が90度の時に底背屈0度と定義します。正常可動域は、背屈15度、底屈40度です。 角度のみをまとめています。 歩行周期についての予備知識が必要な記事になっています。 目次. 距腿関節(足関節) 距骨下関節. 横足根関節. 中足趾節関節. 膝関節. 股関節. 骨盤. 距腿関節(足関節) 図 1: 矢状面における距腿関節の運動. 初期接地(0 〜 2% GC) GC は gait cycle(歩行周期)の略です。 中間位で接地するように見えますが,正確には 2° 底屈位で接地します。 そして,初期接地から荷重応答期にかけて,まずは底屈していきます。 底屈の動きは,遊脚終期から生じています。 つまり,底屈しながら接地しています。 荷重応答期(2 〜 12% GC) 初期接地から荷重応答期までは,ヒールロッカーが生じています。 |gxc| nvu| rel| inp| dhd| xzf| wxz| jmh| jvj| ufz| rop| lsr| cfo| qqo| ccd| qop| imw| vti| xmx| gce| qai| vcw| pbp| pyu| trj| qia| tpt| cxv| fab| ykd| gze| frc| atc| cxp| ykb| lkn| szw| dxi| jts| urx| lcg| xgo| hdi| lwg| mnd| oxx| gdg| fst| zft| cmr|