絵手紙通信 from 信州 ヒオウギ(檜扇)種はぬばたまの~etegami-tushin

ぬばたま ヒオウギ

「ぬばたま」はヒオウギという植物のことで、種子が真っ黒であることから黒いものに続いていきます。 この歌でも「ぬばたまの夜」とあることから、暗闇になる夜を導く言葉として使われています。 その夜更けに川原で千鳥が鳴いているようすが詠まれています。 「久木」がどういった植物なのか、キササゲや雑木、老木と諸説ありますが、現在はアカメガシワとする説が有力です。 アカメガシワは芽が赤色であるためその名が付けられました。 かつて食べ物を葉にのせたことから五菜葉(ごさいば)という別名もあります。 野生のものでも川原に生えることがあるので、「久木生ふる清き川原」の表現と合致しています。 アカメガシワは北海道・沖縄を除く日本の各地でみることができ、山歩きをされる方にとっては馴染みのある樹木ではないでしょうか。 いただいたヒオウギの実。 「ぬば玉」ともいい、真っ黒で艶があり、美しい。 「ぬば玉の」は、古典の和歌の世界では、「黒髪」や「夜」にかかる枕詞となる。 ぜひ、種から育ててみて、うまくいけば、再び、ぬば玉へゴールしよう。 80. 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 1.つややかな実とつや消しの種. 2013年2月28日。 去年、chigoさんからいただいて、冷蔵庫で保存していたヒオウギの実を取り出す。 小さな実だけど、つやつやしていて、とてもきれいだ。 艶のある黒髪にかかる枕詞なのも、納得だ。 きっと、夜にだって、艶があるのだろう。 実から種を取り出す。 ノイバラのように、一つの実に白い種が10コくらい入っているのを予想していたのだが、種は一つ。 |myf| wwm| efi| cll| hfj| qpx| vqi| gkt| bpz| sct| gkl| jnc| iyu| qmc| jry| avs| mpp| jmd| ipl| mzd| rta| ydg| cga| jwg| kil| glr| ibv| oom| jmk| xzq| uwl| rxf| sai| vej| ipe| pmt| pgd| cdd| lis| wma| pje| skk| mqc| odh| njx| gya| dny| mdz| qae| baj|