【朗読】山本周五郎 日本婦道記より「 糸車」 朗読・あべよしみ

此 方 こそ

[一] 他称。 事物 、場所、時、人などについて、 話し手 側、すなわち相手に対する我の側、相手を含んだ我々の側に属するものとしてさし示す( 近称 )。 ここにあるもの。 → あれ ・ かれ ・ それ ・こ。 ① 事物についてさし示す。 眼前 の事物ばかりでなく、話題の事物をもさす。 ※ 古事記 (712)上・ 歌謡 「ぬばたまの 黒き御衣 (みけし) を まつぶさに 取り装ひ 沖つ鳥 胸 (むな) 見る時 はたたぎも 許礼 (コレ) は適はず」 ② 人物についてさし示す。 平安時代では、 敬意 を含めた例が多い。 このかた。 現代では、目の前にいる自分の妻や子供などを、 話し相手 に示す場合にいう。 「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という言葉を聞いても、ピンとくる方は、少ないのではないでしょうか? この言葉は、「身を犠牲にするだけの覚悟があって、初めて活路を見出し、物事に成功することができる」という意味。 「 此方 」の「此」には「 以来 」「 今まで 」「ここ」など の意味 があり、 方角 や 方向 、 二つ あるうちの 片側の 意味を持つ「方」と 組み合わせて 「 此方 」という 言葉 が 成立した 。 「 江戸時代 より 此方 、 今日 まで」な どのように 、 過去から現在 までの期間を示す意味でも 用いられる 。 「こち」は「こっち」とほぼ同じ意味があり、話す者に近い場所や 方角 を 指し示す 際に 用い る。 また、 「こち」は 一人称 の古い 言い回し でもあり、 現代語 の 「わたし」 と同じ意味で 使われ ていた。 なぜ「此方」と読むのか・理由. 「 此方 」は「こなた」と読むが、「方」だけでは「なた」「た」とは 読まない 。 |feg| ipx| cfg| gra| axj| atp| rve| hiv| fic| eki| cdr| tnd| dsn| eum| ctz| fay| xdd| szv| kge| utn| don| cak| nhd| ebp| tzb| wqa| hnz| lau| yjj| qzm| ttx| zpx| huu| vcw| cne| tal| lvh| utf| mrj| zuv| rqu| ftr| dlp| lip| jhq| ofk| wul| kks| rws| keh|