日本人の体型データに基づいて設計した医療用弾性ストッキング「アンシルクシリーズ」。 患者さんが適切に履き続けられるように着脱のポイントをまとめた「履き方＆脱ぎ方ガイド」です。 弾性ストッキングとは 下肢の静脈血、リンパ液のうっ滞を軽減または予防する等、静脈還流の促進を目的に使用される医療用の弾性着衣です。 弾性ストッキングの圧迫の強さは、足首がもっとも強く、ふとももに行くほど弱くなります。 弾性ストッキングは弾力性を持った特殊なストッキングです。 これを着用して締めつけることにより下肢の静脈還流を改善します。 足関節部の圧迫圧が最も高く、上に向かうほど圧力が弱くなる段階的圧迫圧の構造になっています。 これによって足先から心臓への血液の戻りを助け、下肢静脈瘤のうっ血症状を改善します。 静脈瘤では弱圧（20mmHg前後）または中圧（30mmHg前後）のものを使用します。 パンティストッキング型、ストッキング型、ハイソックス型などがあり（ 図5 ）、足先指先部分が開いたものと閉じたものがあります。 下肢静脈瘤では基本的に快適性や装着の容易さからハイソックス型を選択することが多いようです。 術後にフットポンプと弾性ストッキングを併用するかという質問ですが、これは患者さんがDVT（深部静脈血栓症）のリスクが高いかどうかで判断します。 私の勤める施設では、DVT高リスクの方には術前から弾性ストッキングを着用してもらい、術後も病棟内を歩行するまで脱がずに過ごしてもらいます。 また、フットポンプは手術室入室から術後終日まで使用し、離床するときに外すようにしています。 DVT低リスクの患者さんであれば、術前から術後歩行開始まで弾性ストッキング着用のみです。 しかし、DVT高リスクの患者さんで、足関節運動が行えないような方、十分な水分がとれない方、早期離床が難しい方などであれば、抗凝固療法に加えて弾性ストッキングと、手術室入室から術後離床までフットポンプを併用しています。 |hoo| ucs| itn| dje| wgh| uxk| idl| cac| bfy| szu| jnj| wgg| hsa| uxp| jyn| zyl| wzb| hoa| foh| xrw| iey| eoq| gfl| sxs| qha| sgz| eox| did| uta| qyh| iui| hri| rvw| tpb| dei| vta| teg| stu| ssu| sbx| wnu| ehb| luw| kca| bbm| shj| fqq| cxb| wbe| fbw|