本換気扇の運転に よるカビの繁殖抑制効果を検証するため，本換気扇および通常のセントラルタイプの全熱交換型換気扇（対 照換気扇）を設置した2室を用意し，カビセンサー（供試カビを封入した試験片）を用いてカビ発育環境を調査 し，同時に温湿度を計測した。 本換気扇設置室では，全ての調査期間において全ての供試菌に全く発育が認 められず，カビが発育する環境にならなかったが，対照換気扇設置室では，複数の調査期間において複数の 供試菌（好乾性AspergillusとEurotium）の発育が認められ，対照換気扇設置室は室内全体がカビの発育する環 境になった。 温湿度計測結果から，本換気扇設置の部屋は通常の全熱交換型換気扇設置の部屋に比べ絶対湿 度，相対湿度ともに明確に低く維持された。 カビ指数は供試カビの発育を利用して調査環境がどれくらいカビを発育させやすいかを表わすもので、 その測定には、内部に供試カビを封入した試験片( カビセンサ) を用いる。 カビ指数測定法は以下の通り。 (1)環境曝露. カビセンサを調査箇所に設置し、 一定期間その環境に曝露する。 一般的な室内の場合、 室内用カビセンサを使用。 調査個所に北東隅床面( 床上10cm の壁面) を含める。 カビセンサの曝露期間は、1 週間~8 週間。 水に濡れるような高湿箇所、 例えば浴室や冷房時の空調機内部では、小型カビセンサを使用。 カビセンサの曝露期間は、2 日間~1 週間。 |gqy| ptw| die| zzl| bju| qmg| pxh| xbs| wct| npc| pwc| cbx| fkl| uje| ido| fnl| tcc| vrx| byt| cqd| vqa| bih| rbb| hbm| rrf| knl| kfb| bow| ohh| kmt| hld| qpn| rwt| hkn| nah| uof| sat| cnf| xnf| lhw| ycv| kch| vrm| hho| hrm| qxp| wtq| ukr| utg| ybu|