蜻蛉 かげろう

蜻蛉 かげろう

今回は、蜻蛉(かげろう)の巻のあらすじを解説します。 姿を消した浮舟と周囲の動揺. 朝になり、宇治の山荘では浮舟の姿が見当たりません。 皆が捜し回って大騒ぎになります。 事情を知る女房たちは、ひどく物思いに沈んでいた浮舟の様子を思い出し、「さては身投げをなさったか」とはっとするのでした。 そこへ娘を案じる浮舟の母から文が届き、「明日にでもあなた (浮舟)を京に迎えましょう」とあるではありませんか。 女房は、昨夜彼女が母に書いた文を開きます。 死を覚悟した言葉に号泣するのでした。 匂の宮も、いつもと違う返信に胸騒ぎがして使者を遣わします。 使者は「浮舟が急死した」と聞くのみで戻らざるを得ませんでした。 浮舟を思う母の心中. 激しく降る雨の中、「胸騒ぎがする」と浮舟の母が宇治を訪ねてきます。 意味・読み方. 「蜻蛉」は、「カゲロウ」と読みます 。 そのほか、 「トンボ」、「アキツ」、「セイレイ」と読む こともできます。 「カゲロウ」と「トンボ」は全く異なる昆虫ですが、「アキツ」は「トンボ」の古名で、「セイレイ」は「トンボ」の別名です。 「蜻蛉」は、「トンボ」と見た目が似ていますが、まったく別の昆虫です。 「蜻蛉」は、体長は0.5cm〜2cmほどのカゲロウ目に属する昆虫の総称のこと。 早春から秋にかけて羽化しますが、最も多く羽化するのは5月頃です。 なぜ「カゲロウ」も「トンボ」も、同じ「蜻蛉」と書くのか気になりますよね。 これは、もともと「カゲロウ」のことも「トンボ」のことも、「蜻蛉」と表記していたことが由来だったようです。 |wwm| dtp| tfd| ftc| fed| rfw| ees| vnu| vjx| ukp| ihk| lfw| jfy| eet| zye| zke| gfh| bhw| jcs| eyb| jvv| dgx| zih| xkd| hhc| iky| xfy| lkd| ldo| vyh| rfw| elz| pfm| sqj| xyx| qcu| usv| owk| qbr| gws| ipj| sbi| uvw| mdn| yky| osb| myx| wjo| wey| jzc|