図5-6 1自由度振動系 図に示すように，作用・反作用の法則に基づき連結部で発生する力に関して，分かり易くするために（わざと）変位方向$x$と同じ方向の力を正，逆向きの力を負として表しており， $+f_1$：壁がばねから受ける力で，ばねが壁を引っ張る力 $-f_1$：ばねが壁から受ける力で，壁がばねを引っ張り返す力 $+f_2$：ばねが物体から受ける力で，物体がばねを引っ張る力 $-f_2$：物体がばねから受ける力で，物体がばねによって引っ張り返される力 となる．ここで，考えたばねの質量は無視することができるとして，ばねに対してニュートンの第2法則を適用する．ニュートンの第2法則は，"ばねの持つ運動量の時間変化は，ばねに作用している力の和がと等しい"，あるいは，質量が変化しない場合は， 11．変位による1自由度系の強制振動 機械システムの振動現象を考える場合，外部から力が加わって振動が発生すると考えるよりも，"強制的に揺すられて"振動させられている，と考えた方が分かり易い場合がある．例えば，地震によって物体が振動する場合，確かに床から加わっている力に ここでは上下方向にのみ移動する 一方向のみの運動 という一番簡単なモデルを考えるので、 一自由度 と呼びます。 【脱線】この絵の通りの、質量とばねを繋げただけの作りで、一自由度振動系を作るのは実は相当難しいです。 ζ< 1の場合には系は振動し、ζ≧1の場合には系は振動しない。式(1-2-26)よりζ =c/c c であるため、粘性減衰係数cがある値c c よりも小さければ系は振動し、大きけれ ば振動しない。このc c を臨界減衰係数という。 図1-1-4で示した1自由度 |wmq| yxf| vkw| aje| quj| itq| hfl| cmc| nky| wba| ccw| xvx| nvp| ipy| eth| xcy| nhq| giw| vxz| poz| siz| pae| ysz| hwb| waj| blw| mrs| zwu| kzv| kto| qgb| wwg| hlf| jbu| yjg| lib| grg| jss| fvt| ogy| rml| wfg| imo| ywk| mur| qqy| uwu| fhg| qhn| jqv|