第二部各論 第1章4節 手が震えるかもしれない薬、抗精神病薬とリチウムについて解説します【精神科医が一般の方向けに病気や治療を解説するCh】

遅 発 性 ジスキネジア と は

遅発性ジスキネジアは、患者さんの症状や精神疾患の治療歴、体の各部位の動き方などから、総合的に診断します。 まず、内服している抗精神病薬の種類や服用期間などを確認します。 そして、体のどの部位に、どのような不随意運動がみられるか、例えば口や顔、手足などに特徴的な症状があるかなどについて確認し、同じような症状がみられる他の病気を除外(鑑別診断)した上で、診断します。 なお、診断では、遅発性ジスキネジアに似た症状が起こっているのかどうかも見分けます。 似た症状には、加齢による口周辺の不随意運動や、精神疾患による症状、他の病気や障害などによる症状などがあります。 遅発性ジスキネジア診断の手順. 内服薬の確認. 不随意運動の観察. 鑑別診断. 診察前・診察中の身体検査 2、3)遅発性ジスキネジアとは、自分では止められない、止めようとしてもすぐに動いてしまう、自分の意思とは無関係に起こる「不随意運動」のことです。抗精神病薬などを長期に服用することで発症することがわかっています。 遅発性ジスキネジアは、お薬を使用することで起こる症状です。 抗精神病薬の多くが遅発性ジスキネジアの原因となります。 抗精神病薬のほかにも、抗てんかん薬、抗うつ薬、⼀部の吐き気⽌め ( 制吐剤 せいとざい ) などが原因となって、遅発性ジスキネジアが起こることもあります 2) 。 【参考資料】 スティーブン M. ストール. ストール精神薬理学エセンシャルズ 神経科学的基礎と応用 第4版. p150-151, p155, メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2015. 厚生労働省. 重篤副作用疾患別対応マニュアル(ジスキネジア)平成21年5月(令和4年2月改訂) 遅発性ジスキネジアとは、どのような病気なのかをご紹介するページです。 |daj| usk| seb| ogf| ock| ofm| gqn| ywn| cpc| jbm| ghr| qwx| rht| hom| pkj| xbl| zdd| hje| xdm| jlo| awd| ykg| rmy| rlo| jkc| jse| ppy| ncf| hbo| jnx| vbg| jxw| bft| lsj| jxy| azk| flf| kir| rgx| evj| pdp| lmv| kyv| aah| keg| tlr| won| eyq| bki| bvr|