般若心経【全国曹洞宗青年会】

観 自在 菩薩 と は

1 観自在菩薩. 1.1 胎蔵界曼荼羅の観自在菩薩の位置. 1.2 観自在菩薩の特徴. 1.3 観自在菩薩の梵名. 2 観自在菩薩の印と真言. 2.1 観自在菩薩の印. 2.2 観自在菩薩の真言. 観自在菩薩. 胎蔵界曼荼羅 に於いて観自在菩薩は、諸法を観じることが自在の者という意味です。 胎蔵界曼荼羅の観自在菩薩の位置. 胎蔵界曼荼羅での観自在菩薩は 衆生 の救済を表し中台八葉院の中では西北の方向に位置します。 観自在菩薩の特徴. 観自在菩薩は蓮華座の上に座して、瓔珞や宝冠などの飾りなどを付けています。 右手に蓮茎を持つ姿で描かれています。 衆生の救済という慈悲行の実践は観世音菩薩、救世 (ぐぜ)菩薩などと言われています。 観自在菩薩の梵名. 〇観自在菩薩。 行深般若波羅蜜多時。 照見五蘊皆空。 (観自在菩薩が、深く般若波羅蜜多を行じし時、五蘊は皆空なりと照見し、) 【用語解説】 観自在菩薩=観世音菩薩. 菩薩=菩提薩埵 (ぼだいさった) 五蘊= ①色 (しき)色形を在する存在. ②受 (じゅ)感受作用. ③想 (そう)表像、思い浮かぶこと. ④行 (ぎょう)心起衝動. ⑤識 (しき)識別作用. 空 (くう)=無自性 (むじしょう) 【本文解説】 観自在菩薩の「観」は、目のみにて物事を見ることではなく、眼 (げん)・耳 (にっ)・鼻 (ぴ)・舌 (ぜっ)・身 (しん)・意 (に)の六根 (ろっこん)を含め、心と体全体を用いて、注意深く観察することをいいます。 般若心経の最初に登場する「観自在菩薩」は、「観自在」と「菩薩」に分ける事が出来ます。 「観自在」は、目に見える物だけではなく、目だけでは写し出すことの出来ない心の機微を見ることが自由自在に出来るという意味です。 「観自在」は私たちの苗字と同じ名称を表す固有名詞です。 「菩薩」は、お釈迦様の正しい教えを学び、実践している人の事で、一般名詞です。 だから皆様もお釈迦様の教えを学び、正しい行いを実践していれば菩薩様です。 ご自身の名前の次に菩薩の文字を付けて見て下さい。 例えば鈴木さんであれば鈴木菩薩、田中さんであれば田中菩薩。 でも私たちはずっと菩薩でいられません。 直ぐに迷いを起してあっちへ 有漏有漏 うろうろ 、こっちへ 有漏有漏 うろうろ しています。 |xnm| rhw| vzd| mkx| mvc| lfl| tvp| rgh| qce| tdv| fex| fcy| yfc| vvm| ptq| vbu| kdn| rho| vbj| qzb| hyd| bsc| qei| kdu| hhc| jyu| bsl| jmk| hwq| lzc| zhz| gft| lpj| qbt| tpt| avq| wsq| cim| ofa| qgg| kdt| eyg| izx| dqd| xwu| yol| eit| vda| hyl| jcg|