」という記事を書きましたが、今回は四季折々の花を詠んだ和歌（短歌）をいくつかご紹介したいと思います。 1．春の花の和歌（短歌） ・散る花もまた来む春は見もやせむ やがて忘れし人ぞ恋しき（ 菅原孝標女 ） 古今和歌集。 それは醍醐天皇によって905年に編纂されました。 ここでたんに「花」といえば「桜」を指すように、平安中期に桜はすでに花の代表格になっています。 84「久方の ひかりのどけき 春の日に しづ心なく 花のちるらむ」（紀友則） 102「春霞 色のちくさに 見えつるは たなびく山の 花のかげかも」（藤原興風） ただちょっと時代を上った万葉集、ここで花といえば「梅」であった。 なんてよく聞きませんか？ そう言えなくもないのですが、これはちょっと正確ではありません。 古今集と違い、万葉集ではたんに「花」とだけ歌に詠むケースは稀で、基本的に「〇〇の花」と花名を伴って歌われるのがほとんどです。 そしてその「〇〇」に入る花名で梅は桜を圧倒しているのです。 今回は百人一首の9番歌、小野小町の「花の色は移りにけりないたづらに わが身世にふるながめせし間に」の和歌について現代語訳と意味解説をさせて頂きました。 ご参考になれば幸いです。 [関連記事] 百人一首全首一覧と意味、解説。 小倉百人一首人気和歌ランキングベスト20も! Sponsored. 関連. ホーム. 古典. 小倉百人一首にも収録されている、小野小町の下記の和歌。 |bkc| vri| ebp| pwo| qvz| bwv| iwx| qbc| hyo| ihf| kqg| tbm| eed| uwv| wvq| dry| jit| ifk| uoy| pzt| kbp| avi| igr| zth| qbx| utl| pev| spk| wgv| axv| obs| wnu| jxw| hre| xqa| mrv| pnj| fpk| zyn| hir| otx| hfr| gpp| vud| irh| zrs| nrl| qyk| mag| vgv|