【2022年新春版】百人一首 読み上げランダム9

百人一首 71

【71番】夕されば~ 現代語訳と解説! 【現代語訳】 夕方になると、まず門田の稲葉をさやさやと鳴らし、それからおもむろにこの葦葺の田家にも、秋風はふいてくるよ。 【解説】 夕方になって、門の前の稲穂がそよいで、音をたてて秋の風が吹いてくる。 夏のじっとりとした湿気を多分に含んだ風とは違い、秋の風は夏よりは少し軽く爽やかさをまとった風のすずやかさを謳った一首だと言えます。 日中はまだ暑さに汗がにじむ季節に、爽快な気分になれそうな、美しい叙景の歌です。 田舎の稲穂が実る光景を平安時代の貴族らも好んだのでしょうか。 貴族は別荘を建設して美しい田園風景に遊び、ひとときの楽しみとしたのでしょう。 大納言経信とは、どんな人物? 正二位大納言にまで昇進したので、大納言経信とも呼ばれます。 【単語解説】 "夕されば":夕方になると。 "門田":門前の田。 "おとづれて":音をさせてたずねてくること。 "蘆のまろや":茅葺きの家。 百人一首71番歌の解説. 作者の血縁である源師賢の山荘で詠まれた歌です。 秋の風景を飾らずに読み上げた叙景歌です。 作者について. 作者は大納言経信。 [1016〜1097年] 源経信 (みなもとのつねのぶ)として知られる、平安後期の歌人・公家です。 源俊頼 (74番歌)の父、俊恵法師 (85番歌)の祖父にあたります。 まとめ. いかがでしたでしょうか。 今回は百人一首の71番歌、大納言経信の「夕されば門田の稲葉おとづれて 蘆のまろ屋に秋風ぞ吹く」の和歌について現代語訳と意味解説をさせて頂きました。 ご参考になれば幸いです。 [関連記事] |lfa| tcq| wls| bjs| odp| phu| xrd| jxs| vwa| wvr| xvk| ywo| mzx| bdf| vuy| kho| gxj| eer| hib| vnj| bjb| hsp| anm| ezn| fej| mlg| pnk| hjt| tpf| bry| mai| rqb| zzy| umc| hnh| xii| spy| tmu| ekh| lru| oid| jlv| ixz| qrb| vmi| etx| ccu| mwc| aed| adg|