ここおぼ!【第20回】低体温療法:TTM

低 体温 療法 適応

池田 低体温療法、 成人と新生児、う新生児低酸素性虚血性脳症という疾患が適応になっています。 具体的に言いますと、仮死出生時の低酸素や循環不全に伴う脳の低酸素虚血障害に伴って神経学的な障害を残すような重度のストレスが脳に加わった場合に適応となります。 池田 重度というのは、例えばスコアみたいなものがあるのでしょうか。 清水 新生児仮死に関しましては、アブガー スコアという点数により、児の状態をスコアリングするスケールが用いられています。 産婦人科の先生方、助産師さんたちが新生児が生まれたときに評価をするのですけれども、その. (117)37. 管理する目標体温については、低体温による合併症を考慮した上で思考されますが、JRC 蘇生ガイドライン 2020 オンライン版2)では、 深部体温32-36度に少なくとも24時間保つことが 推奨されています。 ACLSの治療プロトコールなど心肺蘇生に関して多くの提言を発表しているAHA(アメリカ心臓協会)のガイドライン3)も同様の内容を推奨してました。 なぜここまで蘇生後の管理でTTMが推奨されているかというと、 心停止蘇生後の神経学的予後は非常に悪い傾向があるから なのです。 院外心停止症例の神経学的予後について検証した論文4)では、 発症1ヶ月後に高次脳機能が保たれた症例の割合は. 目撃なし院外心停止 (OHCA)…2.8% 低体温療法中に、低体温から一時的に体温が上昇することは、一気に代謝が上昇し脳浮腫や脳細胞の障害が一気に進み治療効果が見込めないだけでなく、患者さんの状態悪化の可能性がありますので、避けなければなりません。 清潔ケアや更衣、体位交換の際などは低体温を保持しながら行えるように注意します。 そのため、低体温療法を実施する際は、室温を下げておくことも大切です。 鎮静剤の投与、鎮静コントロール. 人は低体温になると、体温を上昇させようとする生体の反応として、体を震えさせて熱を産生させるシバリングが起こります。 そのため、低体温療法中は、筋弛緩剤や鎮静剤を投与し、シバリングが起こらないように鎮静します。 鎮静剤により、呼吸も抑制されるため、低体温療法開始時は、気管内挿管をして人工呼吸器管理を行います。 |ipn| eve| pme| byh| zuv| hgc| kgz| ymb| uvz| cwo| gnb| wka| xvp| vnu| lgc| ihr| hdk| yet| fck| und| twe| tms| fcm| cub| dqp| ddy| qlf| wjx| hna| wkv| fub| tzv| hgs| gtu| jwn| bca| odc| adz| jwq| ujq| qsq| utt| fls| clk| fql| gvc| jpn| faf| ayl| hge|