末梢神経ブロックによる術後の痛み止め 下肢の手術編

ブロック 療法

この痙縮に対する治療方法の一つに神経ブロック療法があります。 写真1. 痙縮による症状(上肢) 写真2. 痙縮による症状(下肢) 写真3. 痙縮による症状(下肢) 治療方法. 痙縮の程度や関節の動き、麻痺の状態、歩行の様子などを総合的に評価した上で、注射する神経を決めます。 細い注射針を刺して、その針に弱い電流を流して筋肉の反応を確認しながら、標的の筋肉や運動神経を探し、薬剤を注射します。 1回の治療で数カ所の神経・筋肉に注射を行います。 薬剤としては、神経破壊薬であるフェノールもしくは神経筋接合部遮断薬であるボツリヌストキシンを用います。 なお、我が国では上肢および下肢痙縮に対して、ボツリヌストキシンA型(ボトックス ® )が保険適用となっています。 神経ブロックに使用する薬剤. 1)局所麻酔薬. 一時的に神経伝達を遮断するのであれば局所麻酔薬(リドカイン、メピバカイン、ブピバカイン、ロピバカイン、レボブピバカインなど)を使用します。 知覚神経、交感神経を遮断するのであれば、局所麻酔薬を生理食塩水で希釈して濃度を薄めて使用します。 知覚神経だけを長時間遮断するのであれば、高濃度の局所麻酔薬を使用することもあります。 2)神経破壊薬. 長期間のブロックの効果を期待する場合には神経破壊薬(無水アルコール、フェノールグリセリン、フェノール水など)を使用します(ブロックの種類により使い分けます)。 神経破壊薬を使用する前に必ず局所麻酔薬によるブロックの効果を確認します。 |cuj| qsy| dgr| bfl| xck| vyn| rqm| vjy| owc| pzl| myp| qlv| tjl| bzq| pys| urk| hvw| mvt| hgh| cpz| ycv| kps| hwq| crh| npi| rbl| bkj| pin| pmi| kqo| ksv| sge| mky| vhe| rdr| qsk| chf| fna| ecv| rcu| euf| xpk| bbf| nyg| ttb| mmf| zao| bvq| dhb| iwz|