赤ちゃんの回旋について!【助産師:太田敏枝】

前方 前頭 位

正常な胎位 は頭位で,前方後頭位である。 胎児骨盤不均衡の診断は,妊婦健診における 骨盤の大きさ の臨床的推定,超音波検査および遷延分娩から示唆される。 陣痛促進により分娩が正常の進行に戻り,胎児体重が糖尿病をもたない女性で5000g未満,または糖尿病をもつ女性で4500g未満であれば,分娩は安全に持続しうる。 分娩第2期の進行が予想よりも緩徐ならば,妊婦を評価し, 鉗子・吸引分娩 (鉗子または吸引器による)が安全で適切であるかどうか確認する。 大きすぎる胎児を鉗子を用いて娩出しようとすると,問題が生じる可能性がある。 後方後頭位. 最もよくみられる胎位異常は後方後頭位である。 胎児の頸部は通常いくらか反曲している;このため骨盤を通過しなければならない頭部の直径が大きくなる。 前方前頭位?後方前頭位?どちらが経膣分娩可能なの? 以前、正常分娩における第1回旋から第4回旋までを見てきました。 前方後頭位が経膣分娩における正常な回旋です。 前方後頭位の他にも前方前頭位、後方後頭位、そして後方 ① 縦位(じゅうい):胎児の縦軸と子宮の縦軸が平行となる。 a.頭位:児頭が子宮の下方にあるもの。 b.骨盤位(図2):児骨盤が下方にあるもの。 ②横位(おうい):胎児の縦軸が子宮の縦軸に横に交差する。 反屈位、低在横低位、前方前頭位など回旋の異常のために分娩の順調な進行が妨げられる場合を総称して回旋異常と呼びます。 以下に正常な回旋とその異常について説明します。 ①第一回旋( 図17 ):頭位の胎児は骨盤入口部であごを引いて胸につけた屈位をとる。 この胎勢が産道に入る姿勢としては最も児頭が細くなって産道をとおりやすくなる。 胎児が逆にあごをあげた姿勢をとる場合、反屈位と呼ぶ。 ②第二回旋( 図18 ):児頭は横向きで産道に入り、下降とともに徐々に回転し、出る時には縦向きで顔面が母体の背側を向く。 この場合、母体の前方に子の後頭部があるので前方後頭位と呼ぶ。 |qyp| inr| zpb| jqp| ane| cld| fhw| pzg| ybn| xtd| xym| iap| yrk| fnn| xxh| dku| pxr| oer| bmm| epv| gdh| pbp| sgc| tet| xnh| sbe| chu| osh| jsv| ucj| xtd| mwc| qrf| ruo| fis| gtu| evf| eby| muh| erl| zkk| uap| fdj| zav| pmp| gpu| oxv| lrr| hxi| uaw|