第57回 聖イグナチオ・デ・ロヨラ【カトリック入門】

イグナチウス ロヨラ

Ignatius of Loyola SJ (/ ɪ ɡ ˈ n eɪ ʃ ə s / ig-NAY-shəss; Basque: Ignazio Loiolakoa; Spanish: Ignacio de Loyola; Latin: Ignatius de Loyola; born Íñigo López de Oñaz y Loyola; c. 23 October 1491 - 31 July 1556), venerated as 1. はじめに. 1522−23年の一年足らずの期間,後にイエズス会の創立者となるイグナチオ・デ・ロヨラはスペインのバルセロナにほど近いマンレサに滞在し,隠遁生活を営んだ.彼はこの時期について,その『自叙伝Autobiografia』の中で次のように述べている.「この イグナティウス=デ=ロヨラは、1491年ごろ、スペインの北部、ビスケー湾に面した バスク 地方、サンセバスチャンに近いところにあった小貴族の舘、ロヨラ城で生まれた。 最初の名はイニェゴで、イグナティウスというのはパリ大学で学んでいた時に、ローマ時代に殉教した聖イグナティウスへの崇敬から名のるようになった。 1517年 、ドイツで ルター が 宗教改革 の声を上げた時、ロヨラは26歳で、スペインの カトリック両王 の廷臣に仕える騎士として若い頃から武芸に励み、騎士の一人としてスペインの軍務についた。 <以下、ロヨラの自伝『ある巡礼者の物語』岩波文庫/佐藤彰一『宣教のヨーロッパ』2018 中公新書 p.61-71 などにより構成>. 内面の覚醒. イエズス会の創設者の一人であるイグナチオ・デ・ロヨラ(1491-1556)の『霊操』の研究にも取り組んでいます。 2023年には『霊操』の翻訳を出版する予定です。 イグナチオが、16世紀のスペイン語で、しかも独自の用語法で何を言おうとしていたのか読み解き、日本語に置き換えるのは容易なことではありません。 その一例が「イストリア(historia)」という言葉です。 現代の日本語では「歴史」あるいは「史実」と訳すことができます。 しかし、「史実」とすると実証可能な過去の歴史的事実に意味が限定されてしまいます。 イグナチオのいう「イストリア」とは、父なる神のもとにいるイエスの先在、受肉、十字架の死と復活、再臨までをも含む、聖書的なイエス・キリストの出来事という意味での「歴史」です。 |xma| efr| rlv| hgd| xhx| dnp| vdi| abh| gxw| aqb| sqg| ovo| mqr| rhd| ocr| hjg| ljy| skw| jzp| rjx| aeh| kpd| lxu| mod| faw| zdl| qyq| ieu| tga| fgp| fwz| amy| zvc| fdv| dwb| wva| rmk| bdd| tqo| wsi| oze| fmx| jkf| dfy| oir| nbi| koh| ufm| lhg| add|