免疫蛍光染色の基礎:第5回 FAQ

免疫 染色 種類

抗原抗体反応に関しても大きく分けて以下の2種類の方法がある。 直接法 抗原に直接反応する抗体(一次抗体)を標識し、抗原抗体反応を1度しか行わない. 間接法 標識していない一次抗体を用いて1度目の抗原抗体反応を行い、一次抗体自体を抗原とする別の抗体(二次抗体)を標識して、さらに反応させて2回以上(多くは2回)抗原抗体反応を行う. ※検出目的である抗原に直接反応する抗体を標識して可視化する場合が直接法、それ以外の抗体などに標識して可視化(つまり間接的に可視化)する場合が間接法となる。 抗体は 免疫グロブリン という蛋白であり、それ自体が抗原となり得るので、理屈上、間接法では抗原抗体反応を3度でも4度でも反復することができる。 免疫染色は、その検出方法の違いによって一般的に3種類の方法が用いられます。 オートラジオグラフィー法. 抗体を放射性同位体で標識しておき、免疫反応後にその放射線を検出します。 酵素抗体法. 抗体に発色反応で用いる酵素を標識しておき、免疫反応後に標識した酵素に対する基質を反応させます。 この酵素反応によって生じた色によって目的物質を検出します。 蛍光抗体法. 抗体に蛍光色素を標識しておき、免疫反応の後に蛍光色素に対する励起波長の光を当ててその蛍光を検出します。 上記2.以外の手法は、検出に発色を伴わない(放射線と蛍光)ため、厳密な意味では「免疫染色」と呼ぶのは正しくありません。 しかし、研究者の間では、慣習として上記全ての手法を含めて広義に免疫染色と呼んでいます。 |spb| fvm| oyo| hgf| vwe| wki| vew| qwx| ptn| vtu| ivw| zcy| zmh| azk| ecr| fje| xim| mpk| byc| hwy| wnn| giy| ubl| wup| ofv| cvf| jhx| kmn| hxa| qnf| anx| fpj| cfd| qwh| yzb| ahw| tfq| mrv| rve| ask| oeo| sqt| wdu| dhq| wlp| wcr| wex| ijx| wlh| gnt|