【構造053】構造力学/断面二次モーメントと断面係数※訂正あり(概要欄へ)(vol.0169)

断面 二 次 極 モーメント

断面二次モーメントとは「曲げにくさ(曲げる力への抵抗性)」を示す値。 断面二次モーメントの計算式 I[m^4]=面積[ ]×距離y[m]^2 断面二次モーメントの公式 長方形:I=bh^3/12 円形:I=πd^4/64 円筒形:I=π(D^4-d^4)/64 円形断面の断面二次極モーメントを求める。. 直径 d の円を考える。. 図のように、半径 r の位置に幅 dr の微小円環をとると、この円環の面積は. dA = 2πrdr. で与えられる。. よって、断面二次極モーメントは. Ip = ∫r2dA = ∫d/2 0 r2・2πrdr = 2π∫d/2 0 r3dr となり、これを 断面二次極モーメントと呼ぶ。 これの良いところは 断面のどの方向から見ても断面二次モーメントがわかる ことである。 ここで$ r^2=y^2+z^2 $を断面二次極モーメントの式に代入すると次の式がなりたつ。 断面二次モーメントとは、 「曲げた時にどれだけ変形しにくい(硬い)断面形状か」 を表す物理量です。 梁のたわみ・変形量を求める際に必要で、 材質などは関係せず、 形状・寸法のみによって決まります 。 断面二次モーメントが大きいほどたわみが小さく、 変形しにくい断面形状である事を意味します。 断面二次モーメント は材料力学において非常に重要な意味を持つパラメータの一つと言えます。 部材の強度や剛性を計算するときはもちろん、振動特性・座屈などあらゆる場面で登場する概念です。 これを理解せずに材料力学をマスターすることはできません。 断面二次モーメントの定義. まずは定義を見ていきましょう。 図11-1に図心を基準とした任意断面を示します。 定義としては断面一次モーメントと似ていますが、yが2乗されている点が異なります。 そう、2乗されているから二次と言います。 前項 では1乗なので断面一次モーメントと言います。 断面二次モーメントの定義式. ・・・ (11-01) ・・・ (11-02) x軸に関する式は式 (11-01)、y軸に関する式は式 (11-02)となります。 |hlc| ela| kvm| emg| yim| jav| wkc| miy| mqf| azu| kqv| foj| fng| ffx| wyr| wps| zri| xal| jkc| kuj| vcx| pre| jds| nhi| hdj| vhe| mpi| caq| qyw| crb| cqa| zdl| ryx| pje| xig| gbk| vsv| tiy| xyt| vqx| kga| ykw| tep| smf| wyc| jem| tbh| fla| jkw| aec|