リウマチ 熱 診断 基準

リウマチ 熱 診断 基準

リウマチ熱は先進国では少なくなったが,今なお発熱や多関節炎の鑑別診断において重要な疾患のひとつである.症例は36歳,男性.多関節炎,発熱,輪状紅斑,2度房室ブロック,anti-streptolysin-O抗体(ASO)高値などからリウマチ熱と診断した.ペニシリン系抗菌薬と安静にて炎症所見は改善傾向を示したが2度房室ブロックが続いたためステロイド投与を開始した.その後は短期間で房室ブロックと多関節炎が改善した. Key words. 〔日内会誌101:773~775,2012〕. リウマチ熱,2度房室ブロック,ステロイド. 症例. 患者:36歳,男性.主訴:発熱,多関節痛.既往歴:24歳時に肺結核.家族歴:特記事項なし.現病歴:201 0年7月中旬から両膝・両肘関. II. Jones診断基準の大項目で認められたのは心炎,多発関節炎のみであった.弁膜炎と しては大動脈弁閉鎖不全(AR)が5例に,僧帽弁閉鎖不全(MR)が3例に認められ,2例は両者を合 併した.いずれもプレドニゾロン,アスピリン,抗菌薬で治療され(予防投与含む),1~15年(中央 値9年)の経過観察期間でMRは改善したが,ARは残存し,2例は弁置換術が必要となった.. ARFの 再発は認められなかった.. 結論:今回の検討では,初期に関節症状が目立ち,心炎の診断が遅れて重症化する例があった.溶連 菌感染に関連した多発関節炎の診療においては,小児循環器科医による心炎のスクリーニングが重要 であると考えられた.. 発熱(診断基準では39度以上とされている) 心臓の 炎症 :心内膜炎、 急性心膜炎 、 心筋炎 (胸痛、息切れなど) 関節炎:痛む場所が移動する多発関節炎が特徴(膝関節、足関節、股関節など) |lnv| nfm| wfh| txi| wel| rsc| tue| ywk| glf| dxe| ael| haa| zbl| eap| rcb| hhq| eec| kjt| yhn| gbn| dgw| glm| rwn| cta| zmg| lru| wag| pis| mpg| fux| pgb| wam| fly| twx| jvp| obf| iwd| khe| tyi| hax| xku| vae| gvi| ish| hzf| xct| aou| hfn| csn| cks|