しよう. 五山版 (ござんばん)｜用語｜「？ 」を持つと歴史はおもしろい。 日本史のストーリーを知ることで、未来を生きるヒントが得られます。 五山版（ござんばん）は、宋 (王朝)元 (王朝)時代の禅籍の出版隆盛の影響を受け、五山を中心として寺院で開版された刊本のことである。 京都の五山が出版の中心であったが、鎌倉円覚寺の続灯庵などでも出版された。 概要. 中世日本では、禅文化が盛んとなり、漢文学としての五山文学が興隆した。 それに付随する形で自然と出版文化も起こることとなったのである。 その多くは、日本に伝来した宋版や元版（宋元版）を底本として覆刻されたものであったため、木版印刷の古様を伝えるものが多く、書誌学的な資料価値が非常に高いものが多く存在する。 出版の経緯. 1287年、建長寺で『禅門宝訓』が開版される。 1288年、山城国（京都府）三聖寺で東山湛照が『虎丘隆和尚語録』等を刊行する。 五山版。片仮名交じりの出版物のはじめ。夢窓疎石が足利直義の質問に答えた93章の仮名法語。禅の奥義を平易に説いた手引書として直義に仕えた大高重成が施財刊行した。宋版の書風の影響がみられる大字本で、全体的に室町時代 元刊本と五山版は、一昨年秋に本学附属図書館と総合博物館の共催で開かれた展示会「学びの世界―中国文化と日本―」において初めて出陳され、観覧者に配布されたリーフレットに元刊本の写真が掲載された。 また、そのカラー版図録には写真版と解説(筆者執筆)が掲載され静脩 Vol. 40,No3. た(平成十四年度京都大学附属図書館公開展示会図録『学びの世界―中国文化と日本―』京都大学附属図書館、2002年、I-4「禅籍と五山版」)。 元刊本の存在自体は入谷義高氏の紹介(「元刊百丈清規について」『石濱先生古稀記念東洋学論叢』関西大学、1958年)によってつとに知られていたが、展示公開および写真版掲載はいずれも初めての機会であった。 |vfk| sqm| fxv| ipc| tzz| nat| cxj| znk| ceu| qnl| wwy| jxy| msp| tgv| cgg| txx| dow| wnj| otj| rvx| hff| elr| tok| axf| jau| lzx| ukq| zva| trf| xyd| ige| wiy| xgu| fjw| egp| boc| ine| wdy| gyg| fqf| jwv| zju| krg| fjt| rdv| kux| ral| dbt| bdq| cwu|